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凶器となったショットガンは完全自作か…元フランス外人部隊員が考える「威力」と「犯人像」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.07.08 15:09 最終更新日:2022.08.10 15:14

凶器となったショットガンは完全自作か…元フランス外人部隊員が考える「威力」と「犯人像」

SPによって取り押さえられ、ショットガンを足元に落とす山上容疑者(写真・朝日新聞)

 

 7月8日午前11時半頃、奈良市で演説をしていた安倍晋三元首相が銃撃された。意識不明の心肺停止で、現在、奈良市内の病院に救急搬送されたと報じられている。

 

 警察は、奈良市内に住む山上徹也容疑者(41)をその場で取り押さえ、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。街頭演説中、山上容疑者は背後から忍び寄り、後ろから散弾銃のようなものを2発射撃。左胸や首に命中したという。

 

 

 凶器となった散弾銃と思わしきものは、すでに警察に押収されている。いったい、どのような銃なのか。現場写真から識者が推測する。

 

「黒いガムテープがぐるぐると巻かれており、明らかに通常の散弾銃と比べ口径が大きいですね。さらに、グリップのようなものも確認できます」

 

 と語るのは、元フランス外人部隊に所属し、“実戦” の経験もあるという神山純一郎氏だ。

 

「日本ではピストルグリップのついた散弾銃の販売が禁止されていますし、水道管等から作った完全自作の銃だと考えられます。自作とはいえ、近距離からの発砲であれば凶悪な威力を発揮します。犯人は銃器に詳しい人間です」

 

 山上容疑者は、2005年まで海上自衛隊に勤務していたと報道されている。仕事で身につけた知識を悪用したのだろうか。

 

( SmartFLASH )

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