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統一教会の会見で一部報道陣を “通せんぼ” 現場では「名前を出したメディアは排除か」の声

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.07.11 15:06 最終更新日:2022.07.19 14:13

統一教会の会見で一部報道陣を “通せんぼ” 現場では「名前を出したメディアは排除か」の声

会見の会場入口を“通せんぼ”する統一教会職員

 

 7月8日に発生した安倍晋三元首相の銃撃事件。現行犯逮捕された山上徹也容疑者は、警察の調べに対し、「特定の宗教団体に恨みがあった」と供述している。

 

 山上容疑者を知る男性は、山上容疑者が「自分の家族が統一教会に関わっていて、霊感商法トラブルでバラバラになってしまった。統一教会がなければ、今も家族といたと思う」と語っていたと、本誌取材に証言している。

 

 

 山上容疑者の犯行動機の一つとなった「統一教会」(現在は世界平和統一家庭連合)は、7月11日14時から会見を開いた。会見で田中富広会長は、「山上容疑者は信者ではない」「山上容疑者の母親は当協会の協会員であり1カ月に1回程度行事に参加していた」と認めたうえで、「さまざまな憶測が飛び交っており、メディアには公明正大な報道をしていただきたい」と語った。

 

 会見会場では、多数駆けつけた取材陣とひと悶着あった。

 

「5大新聞と、キー局しか会場に入れないというんです。現場に駆けつけたスポーツ紙や雑誌メディアは排除されました。理由を聞いても『答えられない』と。会見が始まったら、両手を開いて通せんぼですよ」

 

 そこで、報道陣の間には、ある憶測が流れたという。

 

「これまで山上容疑者は恨んでいたという統一教会について、テレビ各社は『宗教団体』とだけ報じてきました。実名を出さないという “配慮” ができるメディアだけを入れたのではないかと思います」(スポーツ紙記者)

 

 会場に入るメディアを制限した理由について、田中会長は「信頼できるメディアのみなさんを入れた」と語り、ほかのメディアについては「個別に対応する」と答えた。

 

 山上容疑者が “恨み” を抱くまでに至った経緯はどのようなものだったのだろうか……。

 

( SmartFLASH )

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