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安倍元首相の通夜に神田うのや服部幸應ら芸能人が参列 芸人のギャグにも詳しかった“意外な一面”
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.07.12 06:00 最終更新日:2022.07.12 06:00
7月11日、東京都港区の増上寺で安倍晋三元首相の通夜が営まれた。閣僚や国会議員らが次々と弔問に訪れるなか、意外な人物が顔を見せた。タレントの神田うのだ。
「神田さんは、以前から安倍夫妻と親交が深く、とくに昭恵さんとは個人的に通話し合う仲のようです」(芸能記者)
実際、神田は9日にInstagramを更新し、
「娘は自分がお腹の中にいる時に(私が臨月を迎える頃)安倍総理に『うのちゃん元気な子が生まれるように』とお腹(自分)をナデナデしてもらったお話を今でも覚えており、そして実家で一緒にお食事をしヴァイオリンを聴いて頂いた大好きな昭恵さんの大切なご主人様が亡くなってしまったという事に泣きだしてしまいました。そして私も一緒に泣きました。悲しくて悲しくて悔しくて悔しくてたまりません」
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と、安倍元首相の死を悼む趣旨の投稿をしている。
ほかにも、料理研究家の服部幸應氏も姿を見せた。
「安倍さんは実際、政界だけでなく芸能界にも幅広い人脈を持っていました。若手のお笑い芸人のギャグなども知っていたんですよ」(前出・芸能記者)
安倍元首相の“お笑い好き”という意外な素顔を、南海キャンディーズの山里亮太が、2018年4月25日放送のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオほか)で語っていた。安倍晋三首相が主催した「桜を見る会」に出席した際のエピソードだ。
総理から「お笑い芸人ギャグをやってくれる?」と言われ、「ああ、ギャグがあればよかったなって思った」と後悔した山里。さらに、総理は芸人のネタを、思いのほか詳細に把握していた。
「(総理は)けっこう知ってるのよ。いちばんびっくりしたのは、FUJIWARAの藤本(敏史)さんのところに来たとき。いま、藤本さんのギャグって、ぱっと思い出せます? 思い出せないでしょ。おれも久しぶりに見たなって思うきっかけを、安倍総理が振ったのよ」
どのようなやりとりだったのか。
「『いやどうも。奥様、お顔が小さいですね』って言ったら、藤本さんが『いや、顔デカイからや』って。『おれの顔がデカイから、嫁の優樹菜の顔が小さく見えるんですよ』って言って、『うわ、すげえ!』って思って(笑)」
そのほかにも、総理がさまざまな芸人と一緒にギャグを披露していたという。
「トレンディエンジェルの斎藤さんがジャケットをやったら、総理もジャケットをやる。そのギャグシーンを、カメラが抜いてるわけですよ。
ギャグをやってる最中に、マスコミの方が『こっち向いてください!』『こっち向いてやってください!』って」
そこで、何かを仕掛けたいと考えた山里は、
「せっかく来たんだから、爪痕も残さないのはあれだと思って。相方のしずちゃんに『どうしよう……おれたち代表するやつ、なにかないかな?』って」
ここで、南海キャンディーズがステージに登場する際のポーズをやったところ……。
「総理が目の前に来たときに、しずちゃんが、総理のほうに手を拳銃の形して、バーンッてやるっていう。SPがにらみつけてましたけどね(笑)」
知り合った人はみな、ファンになるという、安倍元首相ならではのエピソードだ。
( SmartFLASH )