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選挙特番「出演拒否」の生稲晃子氏 テレ東&池上彰に“逆ギレ”抗議! 陣営に漂う“素人感”
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.07.12 20:11 最終更新日:2022.07.12 20:19
7月10日に投開票がおこなわれた参院選で自民党から出馬し、初当選をはたした元「おニャン子クラブ」の生稲晃子氏。だが、参院選当日の選挙特番への出演をすべてのテレビ局で拒否したことが、物議を醸している。
10日に放送された『池上彰の参院選ライブ』(テレビ東京系)では、生稲氏が各局の中継インタビューをいっさい受けないことを伝える中で、生稲陣営関係者が匿名を条件に、「生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りない」と、インタビューを拒否した理由を明かしている。
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MCの池上彰氏は「インタビューのやり取りに自信がないのかもしれませんが、それでも何かを答えるというのが、国会議員になれば責任が出てくるのでは。とても残念」と指摘。ネット上でも、生稲氏の姿勢に批判の声が集まった。
しかし、生稲氏の選対事務所は11日、番組と池上氏に対する抗議文を生稲氏のTwitterに掲載し、謝罪と訂正を求めていることを発表した。抗議文では、生稲氏がマスコミ各社共同インタビューを受けていたとし、《選挙戦の状況から当落結果が出るのに時間がかかることが予想されておりました。広報担当者間で協議した結果、全てのテレビ局の入り中継に対応するか、全てに対応しないかの二者択一となりました》と、経緯を説明している。
加えて、匿名の陣営関係者の証言についても《全くもって事実ではありません》と断言。《公共の電波を使って真偽不明の情報を流し、特定の個人を貶める行為は報道倫理にもとるものであり、貴社のメディアとしての姿勢を疑わざるを得ません。》とまでつづる“ブチ切れ”っぷりだ。
生稲陣営の対応に、ある政治ジャーナリストはこう語る。
「選挙に至るまでの一連の動きを見ていると、生稲氏本人だけでなく、陣営の素人感も否めません。選挙期間中には、NHKがおこなった立候補者へのアンケートを、生稲氏はほぼ無回答で提出しました。これは選挙事務所側の処理ミスだったといいますが、謝罪とともに掲載された本人の回答が、今度は、同じ自民党候補者の朝日健太郎氏と酷似していることで話題になりました。
選挙特番すべて拒否というのは、どんな理由があったとしても異例のことです。さらに言えば、当確の時間が予想できないのはほかの候補者も同様ですから、全局拒否の理由としては納得しづらいものがあります。
そんななかでの、局へ“逆ギレ”とも取れる謝罪要求ですから、対応もお粗末としか言いようがない。陣営自ら、生稲氏の株を下げる結果となっています」
選挙期間中から当選まで、あまりにツッコミどころが多かった生稲氏。イメージを払拭するような、6年間の活躍を願う。
( SmartFLASH )