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ひろゆきが提案する「カルト宗教規制法」に称賛集まる…見え隠れする “政界進出” の野心

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.07.20 18:15 最終更新日:2022.07.20 18:20

ひろゆきが提案する「カルト宗教規制法」に称賛集まる…見え隠れする “政界進出” の野心

 

 ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家のひろゆきこと、西村博之氏が提案する “カルト宗教規制法案” に称賛の声が寄せられている。

 

 7月8日に発生した安倍晋三元首相の銃撃事件。逮捕された山上徹也容疑者は、警察の調べに対し、「特定の宗教団体に恨みがあった」と供述しているという。

 

 複数の報道によると、山上容疑者の母親は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に1億円を超える献金をしたことで自己破産。結果的に山上容疑者は困窮し、教団と関係のある安倍元首相を狙ったとされている。

 

 

 たしかに、同教団の関連団体「天宙平和連合」(UPF)が開いた大規模集会に、安倍元首相が祝電やビデオメッセージを寄せてきたことは、これまでも本誌や「しんぶん赤旗」などが報じている。

 

 また、ほかにも多くの自民党議員が旧統一教会と関係を持っていたことが判明している。こうした事態を問題視するひろゆき氏は、自身のTwitter上で連日にわたり、旧統一教会を規制すべきだと訴えている。

 

《安倍元首相の暗殺は計画的犯罪なので極刑になるべきです。ただし、彼と同じような境遇の人を二度と出さないためにも、カルト宗教がのさばる状況を変えるべきです。庶民は納税義務があるのに、カルト宗教に非課税の特権を与える続けてる政府の思惑が理解できないおいらです》

 

《カルト宗教規制法案。カルト宗教は信者に借金させまくって、寄付させて、自己破産させる方法を指南したり、洗脳のために監禁したりという違法行為をしています。違法行為を数えて、一定の回数を超えた団体様は裁判官による判断というフランスの反カルト法のようなやり方で良いと思います》

 

 これらの投稿には多くの反応があり、ネット上では、

 

《これについては、ひろゆき氏に賛成》

 

《この反カルト法は日本でも検討していく価値は十分にある》

 

《あって当然の法案だと思います》

 

 と賛同の声が広がっている。

 

 熱心に “反カルト” を訴えるひろゆき氏。一部では、政界進出への野心の現れではないかと言われている。

 

「ひろゆきさんがここまで熱心に、繰り返し特定の法案について言及するのは珍しい。ひろゆきさんの “マニフェスト” といえばベーシックインカムですが、ここに “カルト規制” も加わる形ですから、より具体的な社会変革、政治変革への意思を感じます。

 

 さらに、ひろゆきさんは、参院選で乙武洋匡さんの応援演説をするために、6月にフランスからわざわざ帰国しました。応援に来た理由を『面白いムーブメントの参加者になりたかった』とまるで他人事な “ひろゆき節” を発揮していましたが、単なる “ご意見番” にとどまらず、選挙の応援という形で実際の政治活動に参加した意味は大きいですよ。

 

 匿名掲示板の管理人だったひろゆきさんは、現在では若年層から熱烈な支持を集める一大論客になっています。政界進出を期待する声はネット上でも数多くあるので、今後、政界に進出する可能性は十分あると思います」(スポーツ紙記者)

 

 国会での “論破” も期待したいところだが……。

 

( SmartFLASH )

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