社会・政治
国内最悪の海難事故“知床遊覧船沈没事故“ 旅行客が遠のき、知床の観光会社は悲鳴 【上半期ニュース、意外な今】
4月23日、知床半島で沈没した遊覧船「KAZU I」。死者・行方不明者26人と21世紀では国内最悪の海難事故だ。
事故を起こしたのは「有限会社知床遊覧船」だが、知床の「小型観光船」はすべて運航自粛。6月16日にようやく再開した。
同業他社の「知床観光船おーろら」の担当者は、「事故の影響は知床観光全体に及んでいると思います」と嘆く。
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「ゴジラ岩観光」の担当者は、さらに悲観的だった。
「客足はご想像のとおりで、ほとんどいません。コロナも続いていて、(乗船率は)非常に厳しい状況ですね」