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安倍元首相の追悼演説を“盟友”甘利明前幹事長が 「追悼演説やめたら?」と非難の嵐

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.07.27 15:24 最終更新日:2022.07.27 15:29

安倍元首相の追悼演説を“盟友”甘利明前幹事長が 「追悼演説やめたら?」と非難の嵐

2018年、東京国際映画祭に登場した甘利明氏

 

 8月3日召集の臨時国会でおこなわれる安倍晋三元首相の追悼演説について、自民党は甘利明前幹事長が行う方向で調整中だと報じられた。

 

 首相経験者が亡くなった場合は、現首相・元首相や他党の党首が追悼演説をおこなうことが通例だ。2000年に執りおこなわれた小渕恵三氏の追悼演説は社民党の村山富市元首相が、1980年の大平正芳氏の追悼演説は日本社会党の飛鳥田一雄委員長が、それぞれおこなっている。今回は、麻生太郎元首相や菅義偉前首相、立憲民主党の野田佳彦元首相らの名前が挙がっていた。

 

 

 一方で、衆院議院運営委員会理事会は1998年1月、「遺族の意思を尊重」して追悼演説の演説者を決めると申し合わせている。今回は、安倍氏の事務所が昭恵夫人の意向を確認したところ、甘利氏の登壇を希望したという。

 

「自民の高木毅国会対策委員長は『何よりも、遺族の思いが尊重されるのがふさわしい』と語るなど、自民党は『遺族の思い』の一点張りです。たしかに、現職の議員が亡くなったケースでは、2021年に竹下亘・元復興相の追悼演説を小渕優子・元経済産業相がおこなうなど、同じ党の議員が演説を担当したケースもあります。

 

 自民党内には麻生氏を推す声もありましたたが、麻生氏はすでに7月12日の葬儀で弔辞を述べています。立憲民主党が安倍氏の国葬に反対していることもあり、甘利氏で調整していますが、国会内のことなので、野田元首相に打診するなど、党を超えて哀悼の意を表する必要があったのでは」(政治部記者)

 

 立憲民主党の西村智奈美幹事長は7月26日、自民党が甘利氏による追悼演説の準備を進めていることに「追悼演説の慣例からも極めて逸脱しています。“政治とカネ”をめぐる問題の甘利氏ならば、何重もの意味で故人の弔い方としてはよくないことだと思います」と、厳しく批判した。

 

 ネット上でも、安倍元首相の追悼演説を甘利氏がおこなうことに対して、批判する声が多くあがっている。

 

《国葬として行う事自体が賛否両論分かれているのに、挙げ句の果てに国会議員の資質に欠ける甘利さんが弔辞?? 仮に国葬と言うなら国民の代表に相応しい人選をすべき》

 

《前例では野党第1党党首であったはず その点では野田元総理が適任かと思う。悪夢の民主党政権下でも唯一と言って良いまともな総理。野田元総理の追悼演説を聞いてみたいものだ》

 

《なんで党内で完結させようとするんやろ。そこは慣例に倣って野党からでいいと思うけどね。首相経験者の野田さんとか、当選同期の志位さんとか。自民党から出すとしても甘利さんではないと思うわ》

 

《これを機会に国会での「追悼演説」なるものをやめた方がよいのでは? 寧ろ「黙祷」だけに留めた方が(理屈抜きで)純粋に「追悼」することになると思います》

 

 安倍元首相の追悼演説を“盟友”の甘利氏がおこなえば、国葬や、国会での追悼演説自体の是非を問う声も起きかねない。

 

( SmartFLASH )

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