社会・政治
旧統一教会「何が問題かわからない」自民党・福田達夫総務会長の“開き直り”発言に怒りの声が殺到
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.07.29 22:15 最終更新日:2022.07.29 22:19
安倍晋三元首相の銃撃事件を受け、関心が高まっている、自民党と旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の“深すぎる”関係。
世間からの批判を恐れてか、細田博之衆院議長のように「コメントしない」と、あいまいな態度に終始する議員がいる一方で、安倍元首相の実弟である岸信夫防衛相を筆頭に、二之湯智国家公安委員長や、稲田朋美議員、平井卓也議員など、教団から支援を受けたことを認める議員も続出している。
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そんななか、見事な“開き直り”を見せたのは、自民党の福田達夫総務会長だ。
福田総務会長は29日の記者会見で、自民党の旧統一教会との関係を指摘されると「わが党が組織的に強い影響を受けて、政治を動かしているのであれば問題かもしれないが、僕の今の理解だといっさいない」と語り「僕自身、個人的にまったく関係がない」としたうえで、「正直に言います。何が問題か、僕はよく分からない」と語ったのだ。
「前参議院議員で、旧統一教会の問題を40年、取材してきたジャーナリストの有田芳生氏は、旧統一教会の霊感商法や過剰な献金などの問題に十分なメスが入れられてこなかったことについて『政治の圧力があったと聞いている』と言明しています。
少なくとも旧統一教会側は、自民党議員との繋がりを利用し、自分たちが“健全な団体”であることを喧伝してきたのは間違いありません。しかし、山上徹也容疑者のケースのように、身内の過剰な献金に苦しんでいる家族はいるわけです。そんななかで『何が問題かわからない』とは、あまりにも無理解な回答でしょう」(政治部記者)
福田総務会長の回答に、SNS上では怒りの投稿が続出。議員辞職を求める声も多数、寄せられている。
《国会議員としての素養に欠けているという事です。すみやかに議員辞職せよ》
《この程度の問題がわからない人に日本のさまざまな問題が解決出来るとは思えません》
《これは国を守る議員としてあるまじき発言 議員辞職が相当だろう》
これらの“民意”すら「分からない」とは、思いたくないが……。
( SmartFLASH )