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バイデン大統領79歳、ペロシ議長は82歳…米国政治家の超高齢化を日本も笑えない
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.08.03 20:04 最終更新日:2022.08.03 20:13
アメリカのNo.3であるペロシ下院議長が、8月2日夜、台湾に到着。一夜明けた3日、蔡英文総統と会談し、台湾との連帯を強調した。
ペロシ氏は、かねて「各国首脳は北京冬季五輪を欠席すべき」と発言するなど、反中国的な姿勢を見せてきた。そのため、中国側は「中国の主権と安全保障上の利益を損なった場合、アメリカは責任を負い、その代償を払うことになる」などと繰り返し警告、空母などを台湾近海に展開した。
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ペロシ議長の訪台で、米中間の緊張は一気に高まり、ネットでは《第三次世界大戦始まりそう》などという声があふれた。一方で、こんな声もあがっている。
《ペロシって82歳なのか。すごいバイタリティーだな》
《ペロシさんの政治的なすごさはわからんが、82歳であんなに元気に仕事できるってすごすぎるな…》
確かに、年齢からは想像もつかないエネルギッシュな外交姿勢を見せるペロシ議長だが、82歳の人物がアメリカのNo.3を担うことに懸念を示す声もある。
《ナンシー・ペロシは1940年生まれで現在82歳。バイデン大統領は79歳。アメリカの政治家たちの高齢化がすごい。まぁ日本も二階さんは83、麻生さんも81とかだけど》
《2024年の大統領選に出ようとしてるトランプだってもう76歳。そういうのが新しい時代を作れると思う?》
「2021年1月、バイデン氏は78歳で大統領に就任しましたが、ペロシ氏は同時期に80歳で下院議長に選出されました。No.2のカマラ・ハリス副大統領は現在57歳ですが、米国メディアは《70代の専制国家》と自国を揶揄することもあるほどです。
しかし、閣僚(大臣)の平均年齢について、OECDが2021年にまとめた報告書によると、日本は62.4歳と35カ国のなかで最も高くなっています。3位のアメリカは61.3歳ですから、日本の “高齢政治家” 大国ぶりが際立っています」(政治ジャーナリスト)
政治家を年齢で判断するのはおかしな話だが、あまりに高齢者が多いのも考えものだろう。
( SmartFLASH )