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バス内での「ベビーカー畳め」罵声騒動にあふれるため息「心に余裕が持てない時代の象徴」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.08.05 15:10 最終更新日:2022.08.05 15:11

バス内での「ベビーカー畳め」罵声騒動にあふれるため息「心に余裕が持てない時代の象徴」

バスには畳まずともベビーカーを固定できる(写真・東京都/時事通信)

 

 7月28日にバス内で起きたトラブル。Twitterで話題となっていたが、8月3日に「テレ朝news」が取り上げ、ネット上で波紋を呼んでいる。

 

 事の全容はこうだ。

 

 ベビーカーを押してバスに乗車した女性が、乗車後にベビーカーを畳まず、専用座席にベルトで固定。車両内は比較的空いていたにもかかわらず、乗客の男性が「邪魔なんだよ! 畳めや、このブタ!」と罵声を浴びせ、ベビーカーを蹴ってきたという――。

 

 

「国交省によれば、電車やバスでは、ベビーカーは基本的には折り畳まず、そのまま乗車できることになっています。しかも、この女性は走行中にベビーカーが動き出さないように、ベルトで固定していたとのこと。一方的に不快感をあらわにし、罵声を浴びせた男性には批判が集まるとともに、ショックを受ける母親世代の声であふれました」(全国紙記者)

 

 実際、ネット上ではこんな声が上がっている。

 

《罵声を浴びせるなんて言語道断。少子化が深刻な社会においても何とか頑張って子育てしているのに、応援されるどころか、なぜ肩身の狭い思いをしなければならないのでしょうか》

 

《その男性は子供の時ベビーカーには乗らなかったのでしょうかね? 生まれた時から二本足で歩いて、誰の世話にもならずに大人になったのでしょうか》

 

《もしどうしても邪魔だったらたたんでもらえますか、でいいじゃん。なんでこんな言い方になっちゃうの? みんな心に余裕が持てない時代になっちゃったね》

 

《ため息しかでない、あと、気持ちはわかるって意見みるけど、罵声浴びせたりベビーカー蹴ってる時点で論外》

 

「コロナ禍ですし、猛暑もあって気が立っている人が増えているのでしょう。少しのことで暴行事件に発展してしまうケースも数多く取りざたされています。マスクをしていない男性に注意したところ、逆ギレされ、暴力を振るわれた事件もあります」(同)

 

 周囲への配慮は忘れずにいたいものだ。

 

( SmartFLASH )

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