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注目を集める「核シェルター」始まりは「ギリシャ島計画」社会・政治 2017.05.14

『写真:織部精機製作所』

『写真:織部精機製作所』

 

「核シェルターは本来、売れるとか売れないで語るべきではないもの。世界中にいかに日本が平和ボケで備えていなかったかを発表するようなものですよ。恥ずかしいことです」

 

 そう語るのは、神戸で核シェルターを製造する織部精機製作所の織部信子取締役だ。北朝鮮有事の可能性が取り沙汰されて以降、日本のマスコミのみならず、イギリスのBBCはじめ、アメリカ・フランス・ドイツ・イタリア各国から取材が来たという。

 

「日本のメディアの人達は、売り上げが多くなったでしょうと数字にこだわるけど、3000万~4000万円の大金をすぐ出せる人が今の日本にどれだけいるか」(織部氏)

 

 それにしても、核シェルターは本当に自分の命を守ってくれるのか。核爆弾は1945年の広島・長崎以降、実戦で使用されていないが、ちゃんと防御してくれるのか。

 

「広島の原子爆弾と同等の規模で、爆心地から660メートル離れた場所で有効であるという基準です。日本政府が国民に対して、核攻撃に対するマニュアルを広島・長崎から70年以上たって出したのに対し、スイスは1949年から核シェルターの研究を政府レベルで進めてきたのです。実際に航空機を扉に衝突させて衝撃に対する検証も行っているんです」(織部氏)

 

『写真:織部精機製作所』

『写真:織部精機製作所』

 

 日本より核兵器の脅威が身近な韓国では、2013年、国内にある核シェルターについてこんな発表がなされた。政府から調査依頼を受けた竜仁大学、キム・テファン教授によると、国内にあるシェルターの46・7%が核攻撃に耐えられず、人間が生き残れるだけのシェルターはわずか4%だったという。

 

 日本に原爆を落とした当事者アメリカでは、1950年代から「ギリシャ島プロジェクト」と呼ばれる核シェルターに関する研究が始まっていて、1961年、ウェストバージニア州のホテル地下に政治家が避難できる施設が秘密裏に完成した。

 

「法人ではなく、個人で契約されるお客様(会社経営者)がほとんどですね。まず一つ作られて、それから余裕があれば二番目に従業員用のシェルターを検討されます。まず第一に、自分と家族の命というわけです」(織部氏)

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