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安倍元首相の四十九日「どうか安らかにお眠りください」デジタル献花に相次ぐ追悼のメッセージはすでに9500超
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.08.25 14:25 最終更新日:2022.08.25 14:27
8月25日、安倍晋三元首相の四十九日法要が、東京都内の自宅で営まれた。実弟の岸信夫首相補佐官ら、親族や事務所関係者が参列した。
安倍元首相は7月8日、参院選の応援のために訪れた奈良市で街頭演説中、凶弾に倒れた。
自宅には、朝から喪服姿の参列者が相次いで訪れ、昭恵夫人らが供養をおこなった。自民党・安倍派の総会でも、安倍元首相の追悼がおこなわれる予定という。
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SNSでは、8月25日から「デジタル献花」が始まった。20~30代のベンチャー企業経営者らで構成される「安倍元総理(首相)デジタル献花プロジェクト実行委員会」が企画したもので、オンライン上で献花し、安倍元首相へのメッセージを書き込める。いずれも無料だ。
HPにアクセスすると、安倍元首相が2022年3月19日、近畿大学卒業式で語った言葉が現れる。
《私は皆さんたち、若い世代の皆さんと話をすると世の中のために地域や日本や世界のために何か役に立ちたいと、こう思う、こう考える人が本当に多いので驚かされています。ですから私は皆さんに期待しています。どうかチャレンジして、そして失敗しても立ち上がってください。そして、皆さんの溢れる若い力でよりよい世界を創ってください》
次に現れるのが、2022年7月12日、増上寺でおこなわれた安倍元首相の告別式での昭恵夫人の言葉だ。
《政治家としてやり残したことはたくさんあったと思うが、本人なりの春夏秋冬を過ごして最後、冬を迎えた。種をいっぱいまいているので、それが芽吹くことでしょう》
そしてこのサイトには、「デジタル献花」とともにさまざまな追悼のメッセージが書き込まれている。
《長い間この国を引っ張ってくださりありがとうございました。どうか安らかにお眠りください》
《余りにも早いご逝去、とても悲しいです。でも、日本が進む道を明確に示して頂いたのですから、これからは私たちがバトンを引き継いでしっかりとした日本を築いて行かねばなりません。是非、見守ってください》
《色々ひどいこと言う人も多いですが自分の中では国のために尽力して下さった人という印象です。この度はお悔やみ申し上げます。どうか安らかに》
8月25日、午後2時の時点で、すでに9500超のメッセージが寄せられている。「デジタル献花」は、安倍氏の国葬がおこなわれる9月27日までの予定。集まったメッセージは昭恵夫人に届けることを検討しているという。
政府は安倍元首相の国葬で、一般献花をおこなう方向で調整している。会場となる日本武道館の外に献花台を設けることが検討されている。
安倍元首相の国葬に関しては、各種世論調査で「反対」が過半数を超え、圧倒的だ。ただ、追悼の気持ちだけは持っていてもいいだろう。
( SmartFLASH )