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萩生田政調会長が旧統一協会とついに“絶縁宣言”公明党の“重鎮”をキレさせた手痛い代償

社会・政治 投稿日:2022.08.25 16:15FLASH編集部

萩生田政調会長が旧統一協会とついに“絶縁宣言”公明党の“重鎮”をキレさせた手痛い代償

 

 自民党萩生田光一政調会長がついに“白旗”をあげた。

 

 8月24日、『プライムニュース』(BSフジ)に出演した萩生田氏は、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との関係について、

 

「『一線を画す』と申し上げたのは、今後、教団のみなさんとのおつき合いはしないということを申し上げた。今後は関係を持たずに政治活動をおこなっていきたい」

 

と語った。さらに「誤解のないように関連団体も含めて、一度、関係を切っていくことを明確にする必要がある」と、党としても関係を“切る”と明言した。

 

 

 萩生田氏は、参院選の公示直前の6月、地元・東京都八王子市の旧統一教会関連施設を、生稲晃子氏とともに訪れていたことが明らかになっていた。

 

 8月18日に記者から問われた萩生田氏は、今後の統一教会との関係について「適切に対応する」とだけ答え、この時点では「関係を絶つ」とは明言しなかった。

 

「しかし、その後も“追撃報道”が次々登場しました。、8月20日に放送された『報道特集』(TBS系)では、自民党が野党だった2009年から2012年、落選中だった萩生田氏が、旧統一教会の施設を頻繁に訪れ、講演をおこなっていたことを報じています。その際の萩生田氏はVIP待遇で、『教祖がきたぐらいのお迎え度合い』を受けていたそうです。

 

 さらに、8月23日に『デイリー新潮』は、萩生田氏が、フェイスブック上で入山聖基氏という旧統一教会の大幹部と“お友達”であることを報じています。記事によると、入山氏の長女は、2020年2月に教祖・文鮮明氏の孫にあたる男性と『祝福結婚』しており、教祖の親戚という、非常に高い地位にある人物です」(政治部記者)

 

“包囲網”は止まらない。萩生田氏は公明党からも支援を受けていたため、関係者が激怒したのだ。

 

「萩生田氏の地盤である八王子には、創価大学や、創価学会の池田大作名誉会長によって創立された東京富士美術館など、創価学会に関連する施設が集中しています。当然、八王子で生活を送る学会員も多く、学会の大票田です。

 

 実際、萩生田氏が2021年の衆院選で得票した約15万票のうち、3割近い約4万4000票を学会票が占めているといわれています。公明党東京都本部副代表という“重鎮”の東村邦浩都議は、今回の件で『あの野郎、何股かけてんだ!』と怒鳴ったそうです」(前出・政治部記者)

 

 もはや八方塞がりとなった萩生田氏。“家族”同然だった旧統一教会との“絶縁宣言”に至るほど、追い詰められた。

 

「学生時代の萩生田氏は、地元・八王子では“中ラン”と “ズンドウ”姿の番長としてよく知られた存在でした。いじめを見つけるたび、いじめっ子をやっつけていた、正義感の強い男だったんです。彼に救われた奴は多かったんですがね……」(同級生)

 

 票を求めて義理も人情もなくなってしまったのは、いつからなのか。

 

( SmartFLASH )

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