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生稲晃子議員、当選後初のツイートに応援も…旧統一教会の集会参加「ない」に「不誠実」との声

社会・政治 投稿日:2022.09.02 16:20FLASH編集部

生稲晃子議員、当選後初のツイートに応援も…旧統一教会の集会参加「ない」に「不誠実」との声

2017年7月、本誌の取材で「おニャン子ポーズ」を決めた生稲晃子議員

 

 9月1日、自民党生稲晃子参院議員が約2カ月ぶりに自身のTwitterを更新した。参院議員になってから初めての投稿だ。

 

《東京都のがん研究の中核病院であるがん研有明病院を視察してきました。トータルケアへの取組と現状をお聞きし、心のケアや治療をしながら仕事ができる環境作りなどトライアングル型支援についての意見交換をしました。様々な課題はありますが、病院・患者さん両方の立場にたって前に進めていきます》

 

 

「生稲さんがあげた『トライアングル型支援』とは、病院と仕事先との調整を支援コーディネーターの関与によりうまく回していこうというアイデアです。

 

 生稲さんは、参院選公示日だった6月22日の第一声で、『私自身、(がんを)公表することで仕事を失うのが怖く、5年以上も公表を控えてきました。がんになるのがいけないことなのか。病気を抱えながらも働ける社会、病気の治療と仕事の両立をもっともっと進めていきたい』と訴えています。

 

 42歳のとき、乳がんと診断され、2度の再発と5回の手術を乗り越え、闘病と仕事を両立してきただけに、初心に立ち返って、政策を訴えたい思いがあるのでしょう」(政治部記者)

 

 このツイートには、

 

《一歩一歩 地道に頑張ってください》

 

《友人が闘病と仕事の両立に最後まで悩んでいました。トライアングル型支援、ぜひ広めて下さい!》

 

 といったコメントがついたが、気になるのは《統一教会との問題はどうなりましたか?》といった批判コメントだ。

 

 実は、共同通信が8月31日に報道した、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と政治の関係を問う「全国会議員712人アンケート」で、生稲氏はこう回答している。

 

1.献金、パーティー券購入の有無:ない
  その時期や金額、趣旨:ー
2.選挙活動への支援の有無:ない
  その支援の内容:ー
3.集会への出席や祝電の有無:ない
  その名称や目的、経緯:ー
4.政治家の支持表明への考え:政治活動を行う中で様々な団体との関わりがあり、どのように交流していくかについて慎重に見極めていくべきと考えます。

 

 この回答が公開されると、SNSでは疑問視する声が数多くあがった。

 

萩生田光一先生と行ったアレはノーカンなん?》

 

《旧統一教会施設で演説し、支援を訴えた事が既に判明しているにも関わらず、アンケートには支援の有無はなしと回答。本当に生稲晃子はろくでもない!!(怒)》

 

「8月16日に『デイリー新潮』が、生稲さんと萩生田光一政調会長が、参院選前に旧統一教会の関連施設を訪れていたことを報じ、大きな騒動となりました。

 

 共同通信のアンケートは、7月27日から8月5日までに回答されたものですが、8月31日に公開されるまで、追加で回答した議員がいます。つまり、『デイリー新潮』の報道後に修正することも可能だったはずです。

 

 生稲さんは、選挙期間中も、候補者向けアンケートをほぼ無回答で提出し、改めて回答したかと思えば、今度は別の候補者と回答が酷似していたことで批判を浴びました。報道されることがわかっている以上、もう少し気を使うべきでしょうね」(同)

 

 自民党は、現在、党所属議員に対して旧統一教会との関係を問うアンケートを実施中だ。提出期限は9月2日で、早ければ9月6日にも公表が予定されている。はたして生稲議員の回答はいかに――。

( SmartFLASH )

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