国会議員に、安倍晋三元首相の国葬の案内状が届きはじめた。9月9日、辻元清美、蓮舫両参院議員は、案内状をツイッターにアップし、欠席を表明。すると、国際政治学者の三浦瑠麗氏がこんな批判ツイートを投稿した。
《個人的には、お弔いにも出ないというのは冠婚葬祭からすら関係を切ろうとする「村八分」の論理のように思いますが。客観的にはむしろ警備費用は少なすぎるくらいだし、「在任期間等の具体的基準が示されない」という論理だけで欠席するのは、あまりに評判を落とす気がします》
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このツイートに対する返信で目立ったのは、賛成や反対の意見表明ではなかった。
《おそらく「村八分」の意味をご存知ないのだな。驚いた》とラサール石井がコメント付きでリツイートすると、もとの三浦氏のツイートを上回るペースで拡散されはじめ、多くのユーザーが「村八分」の誤用を指摘しはじめた。
「『村八分』は、本来、村のルールを守らない者に対し、村民全体が火事と葬式の2つを例外として絶交することを指します。『冠婚葬祭すら関係を切る』という三浦さんの『村八分』の用法は誤りです」(校閲記者)
三浦氏は指摘を受けてすぐに《それは失礼しました。二分ですね》と誤用を認めたが、過去に犯したほかのミスまで蒸し返される事態になった。
《・ワシントンポストと「ワシントンタイムズ」を間違える
・大喪の礼を「たいものれい」と読む
・「村八分」の誤用
もう国際政治学者枠じゃなくって、おバカ枠だろ。。》
「特に、アメリカの名門新聞である『ワシントンポスト』と、旧統一教会系の『ワシントンタイムズ』を間違えたことは、安倍元首相の銃撃事件以来、教団への批判が高まっていたタイミングだったので、多くの批判が寄せられました」(政治部記者)
ツイートや発言に多くのツッコミが入るのも、三浦氏の影響力の大きさゆえだろう。
( SmartFLASH )