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見城徹氏「国葬欠席」案内状アップに “批判派” 百田氏、有本氏らが沈黙…「裏ボスにケンカ売って大丈夫?」の声

社会・政治 投稿日:2022.09.16 16:47FLASH編集部

見城徹氏「国葬欠席」案内状アップに “批判派” 百田氏、有本氏らが沈黙…「裏ボスにケンカ売って大丈夫?」の声

見城氏(写真・アフロ)

 

 9月13日、作家の百田尚樹氏が、演出家・宮本亞門氏のツイートにかみついた。宮本氏は、9月27日におこなわれる安倍晋三元首相の国葬の案内状をアップして、《もちろん私は行きませんが》とつぶやいたのだ。

 

 これに対し、百田氏は、

 

《葬儀の案内状の封筒と中身をわざわざ写真に撮り、SNSにあげて、「俺は行かないよ」と喧伝(けんでん)するのは、社会人として恥ずかしい行為。著名な演出家らしいが、良識とマナーくらいは持とうよ。 》

 

 

 とツイートしたのだ。

 

 国葬の案内状が国会議員らに届きはじめたのは9月9日ごろから。これまで、立憲民主党の蓮舫議員や辻元清美議員らが案内状の写真とともに《欠席します》と声をあげる一方で、それに対し多くの著名人が批判してきた。

 

 返信状のマナーにツッコミを入れたのは、ジャーナリストの有本香氏だ。

 

 9月13日、ジャーナリストの有田芳生氏がアップした返信状で、「御欠席」の「御」の字を、定規を使わず斜めに消していたことをこう皮肉った。

 

《私も、定規で縦線2本派です。大した育ちじゃありませんが、会社勤めの経験の中で身についたことのように思います》

 

 そんな2人が頭が上がらない人物が、9月8日、ツイッターとは別のSNS「755」でこんな書き込みをしていた。

 

《岸田総理は国葬を一旦延期して、衆議院を解散し、国葬の是非を国民に問うべきだ。そして、選挙に勝って堂々と国葬をすればいい。姑息な理屈を並べるよりその方が気持ちがいい。信念があるならそれくらいやるべきだ。このままでは後ろめたい国葬になる。故人も浮かばれない》

 

 書き込んだのは出版社・幻冬舎の見城徹社長。見城氏は9月12日、百田氏や有本氏が批判している返信状の画像アップもおこない、有田氏と同様に「御欠席」の「御」を、フリーハンドの斜線で消していたのだ――。

 

 現在、画像は削除されているが、ツイッターに広く拡散され、ネットでは、案内状をアップすることを批判していた百田氏や有本氏に、このような書き込みがあふれている。

 

《日本の裏ボスの一人にケンカ売って大丈夫なんか?w》

 

《百田尚樹さんが自分の本出してくれた出版社の社長に喧嘩売ってるのも印象的な構図》

 

《百田尚樹センセイ、見城氏に物申すか!?有本氏も。なかったことになりそうだな》

 

 全国紙記者が語る。

 

「百田氏は代表作のひとつ『日本国紀』をはじめ、多数の著書を幻冬舎から出版していますし、有本氏も同社から著作を出しているほか、自身のYouTubeチャンネルに見城氏を招くなど、親しい関係で知られています。

 

 そんな見城氏が、これまで自分たちが批判してきた国葬の案内状をアップしてしまったわけです。2人のもとには、このことを知らせるリプライが多数寄せられていますが、現状コメントはありません」

 

 さまざまな意見が渦巻く国葬。近しい間柄とはいえ、一枚岩ではないようだ。

( SmartFLASH )

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