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天皇陛下がレセプションにご出席 “相乗りバス”を選ぶ奥ゆかしさ、各国元首との交流に「岸田首相にはできない外交」と絶賛

社会・政治 投稿日:2022.09.19 18:00FLASH編集部

天皇陛下がレセプションにご出席 “相乗りバス”を選ぶ奥ゆかしさ、各国元首との交流に「岸田首相にはできない外交」と絶賛

チャールズ国王と天皇陛下(写真・英外務省/時事通信)

 

 訪英中の天皇陛下は現地時間9月18日午後、バッキンガム宮殿で開かれたチャールズ新国王主催のレセプションに出席された。19日には、ウェストミンスター寺院で執りおこなわれる、エリザベス英女王の国葬が控えている。

 

 国葬に先立ってレセプション後には、女王の棺が安置されているウェストミンスターホールを弔問された天皇陛下。TBSの報道によると、陛下は「女王のこれまでの温かい心ばせに感謝の気持ちを込め、心を込めて別れの挨拶をした」と話されているという。

 

 

「宮内庁によると、陛下はレセプションで、チャールズ新国王とカミラ王妃に弔意を伝えられたとのこと。オランダやブータンの国王夫妻をはじめ、各国の首脳とも挨拶を交わされ、台風14号の被害について見舞いの言葉が寄せられたといいます。

 

 レセプションや棺の弔問には、皇后である雅子さまは出席を見送られましたが、陛下のご交流には《これぞ弔問外交!》という声が多く寄せられています」(皇室ジャーナリスト)

 

 英国政府はかねてより、当日の国葬に参列する各国の元首らに、英国側が用意した護衛つきのバスによる“相乗り”を求めていた。史上最大規模の混雑が予想され、受け入れ態勢が追いつかないためだ。

 

「『自分の専用車で……』と強く要望する元首も多いようなのですが、両陛下は、相乗りに厚意を示されているとのこと。両陛下はロンドンに到着された際、フィリップ殿下の葬儀の前例にならい『黒マスク』を着用され、エリザベス女王に心いっぱいの弔意を示されました。さらに、当日の出席には相乗りを選ばれました。ここでも、両陛下の奥ゆかしさが感じ取れます」(前出・皇室ジャーナリスト)

 

 ネット上でも、訪英中の両陛下に感銘を受ける声が多く上がっている。

 

《天皇陛下も格からしたら専用車の使用希望を出されてもよかったのかもしれないが、そういった特別扱いを望まれないのが日本の象徴としての美徳だと思う》

 

《周囲への思いやりは本当に素晴らしい。どうかご無事にお勤めを果たされ、帰国されますことを祈念しております。》

 

 一方で、今回「参列見送り」という対応を取った岸田文雄首相を引き合いに出す声も……。

 

《岸田さんが行ってたらどうなってたんだろうとぞっとする。弔意を現地で示されるのが両陛下でほんとよかったよ》

 

《陛下が各国のトップと交流されているところを伺う限り、これは岸田さんにはできないんじゃないかなぁと思ってしまう》

 

 女王の国葬には、両陛下揃って参列されるという。

( SmartFLASH )

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