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カナダ・トルドー首相の国葬キャンセルでG7全滅…「恥の上塗り」と岸田首相への批判巻き起こる
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.09.25 18:37 最終更新日:2022.09.25 19:01
9月24日、カナダのトルドー首相は、27日の安倍晋三元首相の国葬への参列をキャンセルした。ハリケーン「フィオナ」による洪水被害の復旧を優先するという。現地報道では、首相自身も求められれば現地に赴くつもりだとし、日本行きは「もちろんない」と語っている。
これで、G7から大統領・首相級の出席者はゼロになった。安倍元首相と同時期に在任していたイギリスのメイ元首相やフランスのサルコジ元大統領は参列するが、アメリカのトランプ前大統領やオバマ元大統領は参加しないことが明らかになっている。
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トルドー首相のキャンセルが報じられると、SNSでは岸田首相への批判が吹き荒れた。
《もう、笑うしかない。カナダのトルドー首相も欠席。岸田、恥の上塗り》
《軽佻浮薄な考えで失策続きの岸田政権。各国からも軽んじられているということでしょう》
《カナダ トルドー首相 ハリケーン被害対策の為 安倍晋三国葬儀欠席。 岸田文雄総理大臣 台風被害の中、国連総会に出席》
「現在、日本に国葬に関する規定はありませんが、岸田首相は、『内閣府設置法』と『閣議決定』が根拠だと説明しています。
朝日新聞(2022年7月23日)によると、これは内閣法制局の『政府単独による国の儀式としてなら、閣議決定を根拠に国葬も可能だ』との判断に基づいたものです。
一方、衆院法制局は、国葬に対し『国会が関与することが求められている』と、国会を通すべきだとしています。
国葬に関する法的根拠の議論はさておき、岸田首相が強行したと捉えられるのは致し方ないところでしょう。首相の拙速な判断が、結果的にさまざまな批判を呼び起こしたのは間違いありません」(政治ジャーナリスト)
FNNが9月17・18日におこなった世論調査で、「反対」が約6割を占めた国葬。中途半端に「聞く力」を使ったため、岸田首相は自ら墓穴を掘ってしまったようだ。
( SmartFLASH )