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玉川徹氏 “電通”発言で謹慎処分発表も「降板するべき」「批判してるのは国葬賛成派」と賛否別れる

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.10.06 10:59 最終更新日:2022.10.06 11:04

玉川徹氏 “電通”発言で謹慎処分発表も「降板するべき」「批判してるのは国葬賛成派」と賛否別れる

菅前首相の弔辞を巡って玉川氏は謹慎処分になった(写真・JMPA)

 

 10月4日、情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に出演した玉川徹氏に「謹慎処分」が下った。

 

 テレビ朝日の社員でありながら、同番組にコメンテーターとして出演してきた玉川氏。9月28日の放送では、前日おこなわれた国葬を取り上げたうえで、菅義偉前首相が読んだ弔辞について「これこそが国葬の政治的意図」とコメント。さらに、

 

「僕は演出側の人間として、テレビのディレクターをやってきましたから、それはそういうふうに作りますよ。政治的意図がにおわないように、制作者としては考えますよ。当然これ、電通が入ってますからね」

 

 

 と発言した。

 

「しかし、電通は国葬に関与していませんでした。翌日、玉川さんは番組内で謝罪をしたものの、批判の声は収まらず、テレビ朝日は4日付けで10日間の謹慎とする懲戒処分を発表することになりました。MCの羽鳥慎一アナウンサーは、『予定ですと玉川さんは再来週の水曜日、復帰を致しますが、その際になぜ今回、このような発言になったのか、説明を改めてするべき、そして謝罪をするべきだというふうに私は思っております。改めて大変申し訳ありませんでした』と謝罪しました」(芸能記者)

 

 謹慎が発表されてからも、一部ネット上では玉川氏を非難する声が止む気配がない。

 

《10日間、番組出演をお休みするだけではないのか!》

 

《処分が明らかに甘い》

 

《菅前総理に直接お詫びに行ってほしい》

 

《出勤停止10日とは、呆れるばかり。番組を降板して然るべきですね》

 

《謝罪せずに引退してください》

 

 玉川氏はこれまで国葬について批判的なスタンスを貫いてきた。ここまで“炎上”するのは、国葬賛成派によるものではないかという声もある。

 

《世間のプレッシャーに負けて処分したんだろな 国葬賛成派とか玉川さん嫌いなひとにとっては鬼の首をとったかの勢いでさぞ嬉しかろうね》

 

《玉川氏の発言への批判は大方国葬賛成派の人達》

 

《玉川さんを批判しているのは、ネトウヨとかどこぞのカルトの運動員でしょ》

 

「大手広告代理店の調査による『嫌いなコメンテーターランキング』で玉川氏は2位でした。調査には『自信家なのか、いつも上から目線』『この人がまっとうな意見を言っても、胡散臭く感じる』などの手厳しいコメントが数多く寄せられました。ですから、国葬への賛否は別として、普段偉そうな人が、ミスをしたということで“反玉川派”が鬱憤を晴らしているという側面はあるのでしょう。

 

 テレビ朝日にとって致命的なのは、彼が会社員であるということです。外部のコメンテーターの発言が問題になるよりも、責任は重いでしょう。とはいえ、批判の声にだけ耳を傾けて玉川氏を降板させてしまうと、それはそれで『圧力に屈したのか』と批判されかねない。かなり難しい舵取りを迫られています」(芸能記者)

 

 玉川氏は19日復帰予定。謝罪の内容次第では再び“火が着く”可能性がある。

( SmartFLASH )

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