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悪質な自転車運転が刑事罰に「警告→赤切符」に賛否両論「危険多すぎ」「どんどん規制が」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.10.14 15:37 最終更新日:2022.10.14 15:46
警視庁が、今月下旬にも悪質で危険な違反に対して積極的な取り締まりに乗り出すという。これまで「警告」ですんでいた違反でも、今後は交通切符を交付して検挙する方針だ。
「警視庁は、これまでも、特に悪質で危険な違反には刑事罰の対象となる交通切符、いわゆる『赤切符』を交付して取り締まりしてきました。
しかし、基本的には自転車の違反は罰則のない『警告』にとどめることが多かった。それが今後は、信号無視、一時不停止、右側通行、徐行せず歩道通行の4つを、重大事故につながりかねない違反だとして、交通切符を交付して検挙していく方針です。
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交通切符が交付された場合、検察庁に送られて刑事罰の対象として扱われるほか、3年以内に2回以上の取り締まりを受けた場合は講習の受講が義務づけられます」(週刊誌記者)
ネット上には、自転車取り締まり強化に賛否両論が寄せられている。賛成派の意見としては、
《自転車には何度も危険な目にあわされたので取り締まり強化は賛成です》
《とにかく自転車に関しては商店街、自転車通行禁止の公園、狭い歩道、等は押し歩きで対応してもらいたい》
《少なくとも、一時不停止と信号無視、スマホ見ながらの運転は取り締まり強化対象にして欲しいです 4輪がいくら安全に気を配っても自転車が傍若無人じゃ詰むので》
一方、反対意見としては、
《気をつけて乗ってても一部の悪質な自転車乗りのおかげでどんどん規制が強まっていく…恨むぞ…》
《一時停止無視で赤切符になるのは凄いな》
《自転車用の“安全な“通行帯も作らず免許制にもせずに罰則はさすがに怠慢じゃない?》
などがある。
警視庁によると、去年起きた交通事故のうち、43.6%が自転車に関するもので、死亡・重傷事故の78%あまりで自転車側に交通違反があったと報告されている。また、去年1年間だけでも「赤切符」の交付は4000件以上あったという。
手軽に乗れる自転車だが、今後はさらなる注意が必要となる。
( SmartFLASH )