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鈴木宗男氏、武器めぐるウクライナの要望を「都合の良い話」ロシア寄りの発言に「聞くに値しない」と集まる批判
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.10.20 15:10 最終更新日:2022.10.20 15:13
10月19日、日本維新の会の鈴木宗男参院議員が自身のブログを更新。武器供与をめぐるウクライナの要望に《何とも自分に都合の良い話》とつづった。
ウクライナでロシアによる激しい攻撃が続くなか、ゼレンスキー大統領は19日、「今月に入り233機のイラン製ドローンと、数十発のミサイルを迎撃した」と成果を強調した。
10月19日には、イランが自爆型ドローンをロシアに供与しているとされる問題をめぐり、国連の安全保障理事会が非公開の会合を開いた。
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鈴木氏は、ブログにこうつづっている。
《ウクライナ国防省はイランに対しロシアに無人機(自爆型ドローン)を供与しないよう述べている。
ウクライナはアメリカに、また、NATOに武器をくれとお願いしておきながら、一方でイランへ抗議するこの姿勢はなんなのか。
「自分達も欧米からの武器支援は断る。だからイランもロシアに協力しないでほしい」と言うならわかるが、なんとも自分に都合の良い話ではないか。このことにメディアも政治家も反応しないことに驚く次第だ》
鈴木氏がブログにつづった内容について、ネット上では《ロシア加害者ウクライナ被害者 この構図に疑問を投げかける唯一の議員》と賛同するツイートが上がる一方で、鈴木氏を批判する声が多く上がった。
《やっぱりズレてます。侵略する側であるロシアへの武器供与を抑止するのは当然で、ウクライナは侵略される側なので、防衛のための武器供与です。なので同列に語ることは誤りです》
《失礼ながらロシアのことが好きすぎて色んな事が見えなくなっているように思える》
《ロシア寄り過ぎますね》
《真面目に聞くに値しません》
鈴木氏は6月16日にも、欧米諸国に武器供与を要求するゼレンスキーに大統領に対して、ブログでこうつづっている。
《自前で戦えないのなら潔く関係諸国に停戦の仲立ちをお願いするのが賢明な判断と思うのだが。
名誉ある撤退は「人の命を守る」上で、極めて大事なことである。また、物価高で世界中が悲鳴を上げていることを考えるべきだ。
「ウクライナは負けない」と強弁してきたが、国力からしてロシアと1対1の戦いでは、その差は明らかである。ここはゼレンスキー大統領の勇気ある決断を願ってやまない》
ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから8カ月が経とうとしているが、鈴木氏は批判を受けても、ブログで持論を投稿し続けてきた。19日の投稿でも《武器よりも話合いである。捕虜交換も行われている。停戦に向け主要国が一日も早く立ち上がるべきではないか》とつづったが、いまだ終結は見通せない状態が続いている。
( SmartFLASH )