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美智子さまが88歳の誕生日をお迎えに 雅子さまへと受け継がれる“皇后の品位”

社会・政治 投稿日:2022.10.20 20:54FLASH編集部

美智子さまが88歳の誕生日をお迎えに 雅子さまへと受け継がれる“皇后の品位”

赤坂御用地を散策される上皇さまと美智子さま(宮内庁提供)

 

 上皇后・美智子さまが10月20日、88歳の誕生日を迎えられた。誕生日に祝賀行事が行われるのは、4年ぶりのこと。宮内庁のホームページには、上皇陛下と寄り添うように歩かれる美智子さまのご近影が掲載されている。

 

 同日、宮内庁はホームページ上に「上皇后さまのご近況について(お誕生日に際し)」という文書を発表。また、そこには、美智子さまが送られている日常についてこう書かれている。

 

 

《約30年ぶりに戻られた仙洞御所では、いつも通り規則正しくお過ごしになり、陛下との朝夕のご散策、ご朝食後の音読をお続けになっています。音読は、東宮御所時代から続けられており、寺田寅彦の「柿の種」、中谷宇吉郎の作品などに続いて、現在は陛下初等科時代の国語教科書をお読みになっています。》

 

 ご体調面については、《一昨年5月から午後にお熱が上がるご症状は今もおあり》であるとし、心不全の診断指標であるBNP値は、正常を超える数値が続いているという。8月には右膝下の静脈に血栓が認められ、「深部静脈血栓症(末梢型)」の診断を受けられたという。

 

 9月に逝去した英国・エリザベス女王とも親交のあった美智子さま。《深いお悲しみのうちに、陛下と共に在りし日の女王陛下のお姿を思い起こされ、これまでの長きにわたるご親交に感謝なさりつつご冥福をお祈りに》なったという。

 

「このエリザベス女王の国葬に参列されたのは、天皇皇后両陛下です。両陛下は英国に到着された際、“黒マスク”をつけられていました。

 

 これは、2021年4月17日、エリザベス女王の夫であったエディンバラ公フィリップ殿下の葬儀にならったものと思われ、両陛下が、心いっぱいの弔意を英王室に示されたことがわかります。かねて適応障害の療養をされている雅子さまですが、参列には英国民からも歓迎と感謝の声が多くあがっていました」(皇室ジャーナリスト)

 

 エレガントなお姿でお務めを果たされる雅子さまのご様子は、美智子さまと重なるものがあった。

 

 10月19日、「WEB女性自身」では、雅子さまが美智子さまからレシピを引き継がれた秘伝のコンソメスープを、陛下や愛子さまに振る舞われている、と宮内庁関係者が明かしている。関係者の間では「命のスープ」として知られ、美智子さまが、入院したご友人などにお見舞いとして差し入れられてきたものだそうだ。

 

「上皇さまとつねに支え合い、皇室の歴史を紡がれてきた美智子さま。その思いと品格は、雅子さまにしっかりと受け継がれています。そして、それは愛子さまにも……。英国へ出発される両陛下を見送る愛子さまのお姿にも、感動の声が多く寄せられました。

 

 2021年12月に、愛子さまが成年をお迎えになったことは、美智子さもお喜びだったと宮内庁は発表しています」(前出・皇室ジャーナリスト)

 

 美智子さまの“眼差し”は、雅子さまも愛子さまも、しっかりと感じられているはずだ。

( SmartFLASH )

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