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葉梨法相の発言軽すぎ問題「死刑のハンコ押し」「金も票も集まらない」にひろゆきも唖然…SNSでは「辞任ドミノ候補」と批判集まる

社会・政治 投稿日:2022.11.10 16:07FLASH編集部

葉梨法相の発言軽すぎ問題「死刑のハンコ押し」「金も票も集まらない」にひろゆきも唖然…SNSでは「辞任ドミノ候補」と批判集まる

 

 11月9日夜、葉梨康弘法務大臣が都内の会合であいさつし、法務大臣の職務について「朝、死刑のはんこを押して、昼のニュースのトップになるのはそういうときだけという、地味な役職だ」と発言した。

 

 同じ岸田派の武井俊輔外務副大臣のパーティーでの発言だ。続けて、葉梨大臣は、国会で議論されている旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)問題に触れ、こう語った。

 

 

「今回は旧統一教会の問題に抱きつかれてしまい、ただ抱きつかれたというよりは、一生懸命、その問題の解決に取り組まなければならず、私の顔もいくらかテレビに出ることになった」

 

 葉梨大臣は、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の関連団体の月刊誌にインタビューが掲載されており、自身は「旧統一教会系の団体と関係はない」としている。

 

 大臣の発言はそれだけでは終わらなかった。続いて、「外務省と法務省は票とお金に縁がない。法務大臣になってもお金は集まらない。なかなか票も入らない」と嘆いたのだ。

 

 こうした問題発言が報じられると、各界から批判が殺到した。実業家のひろゆき氏は、11月10日、自身のTwitterにこう書きこんだ。

 

《「票とお金になるから大臣になった」と口に出す事が不味い事だと全く思ってないのが凄い。“こんな人達”に運営されている日本政府》

 

 タレントのラサール石井氏も同日、自身のTwitterに、《耳を疑うとはこのことだ。どこを切っても問題発言》と書き込んだ。

 

 野党からは「大臣を辞任すべき」との批判が相次いでいる。そのため、11月10日、松野博一官房長官は葉梨氏を厳重注意。その後、葉梨氏は「おわびを申し上げ、撤回させていただく」と述べたが、「法相の職責を全うしていきたい」と辞任は否定した。

 

 法務大臣の職をめぐっては、民主党政権時代の2010年、当時の柳田稔法相が「国会答弁は『個別の事案については答えを差し控える』『法と証拠に基づいて適切にやっている』の2つを覚えておけばいい」などと発言し、辞任に追い込まれた。

 

 SNSでも、葉梨氏の辞任を求める声が多くあがっている。

 

《厳重注意?葉梨法相は更迭か辞任じゃないの?》

 

《ドミノ辞任候補にダークホース現れました》

 

《法務官僚も怒って呆れているでしょう。かつての自民党なら即辞任だったと思うけど》

 

 寺田稔総務大臣の事務所費用問題に続き、葉梨大臣から飛び出した失言。大臣の辞任ドミノが続いた、2006年の第一次安倍政権を思わせる事態だが、岸田首相は持ちこたえられるだろうか。

( SmartFLASH )

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