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片山さつき氏、“78歳” 秘書の運転で「衝突事故」報道…高齢者の免許返納促す「スーパーシティ構想」推進派なのに
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.11.11 17:32 最終更新日:2022.11.11 17:44
片山さつき参院議員を乗せた乗用車が、信号無視で事故を起こしたうえ、被害者を置き去りにした――と、11月10日発売の『週刊文春』が報じている。
記事によれば、事故が起きたのは、安倍晋三元首相の国葬がおこなわれた翌日の9月28日。静岡県浜松市内の交差点で、片山氏が乗った車が信号無視で別の乗用車に突っ込んだ。片山氏は警察が来る前に現場を離れ、その後、運転していた秘書だけが戻ってきたという。
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片山氏は事故の処理よりも、東京の会合に出席するため新幹線に乗ることを優先したようだが、それよりも気になるのは、車を運転していた私設秘書のことだ。なんと78歳だという。
近年、高齢者の運転による交通事故がクローズアップされ、運転免許の自主返納をすすめる動きが活発化している。自主返納に年齢制限はないもの、70歳を超えると免許の更新時に高齢者講習を受ける必要があるため、70歳をひとつの目安とすることができる。
個人差はあるものの、78歳の秘書に運転させていた点は、問題視されてもおかしくない。まして片山氏は、2020年9月に施行された「改革国家戦略特区法(スーパーシティ法)」の発案者、旗振り役として知られているのだ。
「AIなどの先端技術を、社会のさまざまなシーンに活用することで “未来都市” を実現、住民の生活を暮らしやすくしようというのが『スーパーシティ』構想です。
実は、その重要な要素が『交通』なんです。内閣府の資料では、場所などを限定した完全な自動運転『レベル4』が想定されています。これは、不測の事態への対応も含め、すべての運転をシステムに任せるのが特徴です。
片山氏はある意味、高齢者の免許返納を促進する立場とも言えるわけで、高齢者の免許返納に率先して対応すべきでした」(政治記者)
警察庁のデータによれば、75歳以上の高齢運転者による死亡事故件数は、免許人口10万人あたり5.7件で、75歳未満運転者の2.6件の2倍以上にもなる(2021年)。
「隗(かい)より始めよ」とも言うが――。
( SmartFLASH )