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東京・中野で白昼堂々「3000万円強盗事件」発生! 近隣住民が語る恐怖「家からはよく怒号のような大声が聞こえた」

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.12.10 15:00 最終更新日:2022.12.10 15:00

東京・中野で白昼堂々「3000万円強盗事件」発生! 近隣住民が語る恐怖「家からはよく怒号のような大声が聞こえた」

強盗被害に遭った東京・中野区の民家

 

「朝の10時50分ごろでした。近くの家の前に、ゴールドメタリックのワンボックスカーがものすごいエンジン音を鳴らしながら、急停車したんです。すると、中から作業服を着た男が5、6人降りてきたかと思ったら、猛ダッシュでその家に向かって走っていきました。エンジンはかけたままで、後部の窓は開けっぱなし。いったい何が起こったのかと思いましたよ」

 

 いまだ信じられないという様子で、目撃した事件を語るのは近所の住人だ。

 

 

 12月5日、東京都中野区の一軒家に6人の男が押し入り、住人の40代男性を殴ったうえ、家にあった現金約3000万円を奪って逃走する強盗傷害事件が発生した。現場は西武新宿線・新井薬師前駅から徒歩3分ほどの住宅街。「インターホンが鳴って玄関を開けたら、いきなり殴られた」と110番通報があり、駆けつけた警察官によって1人は逮捕されたが、残る5人は車で逃走したままだ。

 

「交番の警察官が走ってきて、犯人のひとりと路上で取っ組み合いになっていたんです。『動くなー!』と、すごい声がしました。道路には封筒がいくつか散乱していて、中には、帯封と輪ゴムが巻かれた100万円の束が入っていました。別の警察官が『触らないで』と叫び、強盗が入ったんだとわかりました。しばらくすると、被害に遭った家から、1万円札が何枚も入った透明なゴミ袋を警察が持って出てきたんです。いくら入っているのか聞くと、『1000万円ぐらいでしょうね』と言っていました」(別の近隣住民)

 

 警視庁によると、身柄を確保された男は30代で無職。1人だけ車に乗り遅れ、逮捕されたという。

 

 白昼堂々と民家に押し入り、大金を奪うという大胆な犯行に、近所の住民らは恐怖を覚えていた。

 

「被害に遭ったお宅は、不動産業を営んでいると聞いていました。ごく普通のご家庭ですが、自宅に3000万円も現金を置いていたなんて、びっくりですね」(同前)

 

 被害に遭った男性は、奪われた現金について「事業の運営資金」と警察に説明しているという。現金はクローゼット内に保管していた。

 

「被害に遭われた家からは、たまに夜になると『バカヤロー!』とか『何やってんだよ!』とか、大声がすることがありました。どうやら、テレビで野球観戦をしながら応援しているようなのですが、近所の人たちの間では『怖いね』と話したことがあります。しかも、応援するにしては大きすぎる声で、怒号のようにも聞こえました」

 

 犯人たちが、被害者の家に3000万円の現金があることを知っていたのかは、現時点ではわかっていない。警視庁は、付近の防犯カメラなどから犯人の行方を追っている。

( SmartFLASH )

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