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メーガン妃夫妻の“1億ドル”ドキュメンタリーに批判殺到! 故・エリザベス女王を侮辱、新情報はまったくナシ
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.12.13 18:40 最終更新日:2022.12.13 18:40
12月8日よりNetflixで配信が開始されているドキュメンタリー『ハリー&メーガン』。英王室を離脱後、王室を批判してきたヘンリー王子とメーガン妃に密着した映像が公開されるとあって、かねてから話題を呼んでいたが、評判はあまりよくないようだ。
「Netflixは『ハリー&メーガン』製作のために1億ドルを支払ったともいわれ、実際のところ、反響は大きいようです。8日に公開されたのは全6話のうち3話ですが、BBC(英国放送協会)によると、200万人を超える英国民がこれを見たようです。これは、英王室を扱っていることで国内でしばしば話題になるNetflixドラマ『ザ・クラウン』の視聴者数を大幅に超えているといわれています。
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しかし、やはり英国民からは、その内容にブーイングが上がっているといいます。亡くなったエリザベス女王、そしてヘンリー王子の父であるチャールズ国王を侮辱したも同然なのですから」(セレブライター)
まず批判が上がっていたのは、公開前のトレイラー(予告)映像だ。「The Mirror」やBBCなどの英国メディアによると、トレイラー映像の中で、メーガン妃にカメラを向ける大勢のマスコミの映像として使われたもののひとつが、『ハリー・ポッター』のプレミア試写会の際の映像だということがわかっている。そのほか、トランプ前米大統領の元弁護士、マイケル・コーエン氏に関連する、別の映像も混じっているという。
「メーガン妃を追い回すパパラッチの象徴として差し込まれたのでしょうが、『関係ない映像を使ったとあってはとんでもないミスリーディングだ』と、批判が殺到しました。
そして、本編。公開されたエピソードには、ヘンリー王子の兄であるウィリアム皇太子が『放送しないでくれ』と訴えていた、故・ダイアナ妃のインタビュー映像が使われているのです」(前出・セレブライター)
このインタビューは1995年、生前のダイアナ妃が、夫であるチャールズ皇太子(当時)の不倫を示唆した衝撃的なインタビューとして知られている。しかし、当時インタビューを放送したBBCは2021年、取材交渉の過程で不正があったとして、正式に謝罪しているのだ。
「当時は、ヘンリー王子ですらBBCを非難していたはずなのに、なぜ? という声が後を絶ちません。英国民はこれを、ウィリアム皇太子とチャールズ国王への“敵意”と感じている人が多いようです。BBCがNetflixにインタビュー映像を渡したとも思えない、という意見もあり、この映像使用をめぐっては物議を醸しています」(前出・セレブライター)
さらに批判を呼んだのは、メーガン妃による故・エリザベス女王についての言及だ。
「番組内では、メーガン妃がエリザベス女王と初めて会ったときのことを語っています。英王室のしきたりにならってお辞儀をしたようなのですが、それについて『中世のショーみたいです』と、大げさに再現して見せたのです。
英国の伝統に対する侮辱だ、と批判がすぐに沸き起こりました。そして、そんなメーガン妃を黙って見ていたヘンリー王子へも、批判の矛先が。ネット上では《女王と伝統をからかわれて何も言わないようじゃ、王室の人間を名乗る資格はない》とまでいわれています。
かといって、夫妻の口から王室についての“新事実”が語られたわけでもないのです。まだ後半が公開を控えていますが、前半の内容にはガッカリした人も多いようです」(前出・セレブライター)
次なるエピソードの公開予定は15日。ヘンリー王子が「彼ら(王室)は兄を守るためウソをつき、真実を隠して僕らを見放した」と語るトレイラー映像が、早くも話題を呼んでいる。
( SmartFLASH )