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岸田首相、1兆円増税でも「賃上げするから負担感なし」に大ブーイング「もう限界なんだよ!」「取らぬ狸の皮算用」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.12.17 16:40 最終更新日:2022.12.17 19:37
岸田文雄首相は、12月16日夕方、官邸で記者会見をおこない、閣議決定された安保関連3文書について説明した。
2023年度から5年間で総額43兆円規模に拡大される防衛費。岸田首相は毎年4兆円の安定した財源が必要で、そのうち1兆円強は増税でまかなう方針を示していた。この1兆円をいかにして捻出するのか。議論の結果、法人税、たばこ税、所得税の3つを組み合わせる案が了承されたのだが――。
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「東日本大震災からの復興を目指し、現在、所得税に2.1%の『復興特別所得税』が追加でかかっています。これを1.1%に引き下げたうえ、所得税に新たに1%を付加する仕組みで、名目が変更されるだけで、事実上の負担額は変わりません。所得税2.1%は、年収500万円の単身者の場合、年2950円ほどです。
『復興特別所得税』は、名目上、減税されるわけですが、政府は復興財源を確保するとして、2037年までだった課税期間を最長13年も延長する方針ですから、2050年まで払うことになりそうです」(週刊誌記者)
岸田首相は、16日の会見で、記者から「事実上の所得増税ではないか」と質問され、こう答えた。
「これについては(経済政策として2037年までの)15年先まで経済成長と賃上げの好循環を実現し、持続可能性をしっかりと回復しなければいけない。経済全体の中で負担感を払拭できるよう、政府として努力をしていく」
要は、賃上げに向けて努力するから、負担感はなくなるはずだ、と話したのだ。この岸田発言に、SNSには怒りや呆れる声があふれている。
《もう負担が限界なんだよ!!》
《増税を決めて、経済の好循環の形成を邪魔し、民間企業に賃上げを求める、無責任体質の岸田政権では、この国を守れない》
《自分で経済を壊す「増税」を決定しておいて、経済の好循環とは支離滅裂。自分で何を言ってるのかさえ理解していない疑義が大》
《『賃上げ実現で』…取らぬ狸の皮算用って言葉を思い浮かべてしまった》
岸田首相は、復興特別所得税の転用以外に、「法人税を4〜4.5%上乗せ」「たばこ税を1本あたり3円引き上げ」で確保するとした。
これに対しても、
《サラリーマンの給与を上げよ!と言いつつ、法人税を上げる矛盾。ご本人、何が何だか?わかっていないのかも》
《ただでさえ肩身狭い喫煙者にこれ以上犠牲になれってこと?「お前らニコチン中毒者はどうせやめられねえんだから、国のために金払え」って言われてる気がする》
など、憤る声が多数ある。岸田首相ご自慢の「聞く力」はどこへ行ったのか。
( SmartFLASH )