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山上徹也被告は今「近現代の歴史書を愛読」面会でよくしゃべり、自腹で新聞・雑誌チェック「統一教会問題は認識」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.01.17 06:00 最終更新日:2023.01.17 06:00
「数えきれないぐらい面会しましたが、会話はきちんとでき、精神鑑定もきちんと受けていたと思います。よくしゃべりますし、知的レベルが高いと感じます」
そう話すのは、2022年7月の安倍晋三元首相銃撃事件で、殺人などの罪で起訴された山上徹也被告(42)の弁護人を務める古川雅朗弁護士だ。
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弁護団は古川弁護士を含めた国選2人、私選1人の計3人で結成されている。1月10日に、170日間に及んだ鑑定留置を終えて、山上被告は奈良西警察署に移送されたが、事件直後から面会を続けてきた古川弁護士はこう明かす。
「彼は日々、新聞や週刊誌を自腹で購入して読んでいます。事件後に世間で統一教会問題が騒がれていることは、報道で認識しています。もっとも、彼自身がどう思っているかはお教えできません」
面会を重ねるなかで、山上被告の読書家の一面を垣間見た古川弁護士。時折、差し入れを求められた愛読書がある。
「拘置所で取り扱わない本を頼まれるのですが、近現代の歴史に関する本を数冊差し入れました。彼は日本史、世界史の両方を読んでいます」
山上被告には熱心に彼を支持する女性たち、通称・山上ガールズといった存在がいることを本誌も報じてきたが、鑑定留置の間に全国から多くの差し入れや、100万円を超える現金が届いたことも明らかになった。古川弁護士いわく、親族や弁護士以外の面識のない人々からの差し入れについて、山上被告は驚きを見せているという。
重大事件のため、公判まではまだ時間がかかるとみられている。彼の肉声はいつ聞けるのか。