三浦瑠麗　夫の容疑のとばっちりで「過去発言」にも批判殺到、レギュラー務めるテレビ番組から消えゆく日々

　進展の見込めない太陽光発電事業の計画を持ち掛けた容疑で、夫が代表を務める投資会社「トライベイキャピタル」が家宅捜索を受けた、国際政治学者の三浦瑠麗氏（42）。三浦氏は事業への関与を否定しているものの、メンバーとして参加した「成長戦略会議」やメディアで、太陽光発電推進の主張を繰り返してきた。そのため「利益誘導ではないか」といった批判を自身も浴びている。

　さらに現在、太陽光発電以外の同氏の発言についても、厳しい目が向けられている。

【関連記事：14歳の性的被害を告白「三浦瑠麗」死んでしまった方がいいと…】

　同じ国際政治学者で、過去に三浦氏とテレビ番組で論戦したことのある舛添要一氏は、三浦氏のことを「あまりに不勉強」と断じている。その真意を舛添氏に本誌が問うと、ゼロコロナ政策を急転換し、感染が爆発した中国・習近平政権について、舛添氏は「長続きしない」と見ているのに対し、三浦氏はとくに論拠を示さず「思いつき」で同政権を支持する発言をしているからだという。

　また、立憲民主党の米山隆一衆院議員は、1月21日にTwitterで「三浦瑠麗氏の謎」として、次のように述べた。

《「戦争したくないなら徴兵しろ」と言いながら、なぜか「感染を広げたくないならマスクしろ」は大反対な所》

　そのほか、多くの識者だけでなく、一般の国民までも三浦氏に否定的な意見を投じ、Twitterでは「#三浦瑠麗をテレビに出すな」といった、同氏をめぐる言葉が連日のようにトレンド入りしている。

　その世論を考慮してか、三浦氏が木曜日にレギュラー出演していた『めざまし8』（フジテレビ系）は、1月26日に同氏の「お休み」を発表。また、同日付の「スポーツニッポン」は、『朝まで生テレビ』（テレビ朝日系）が27日深夜の回での三浦氏の出演を急遽、取りやめた可能性があることを報じた。

　引っ張りだこだったテレビから、一瞬で姿を消した三浦氏。夫の詐欺容疑のとばっちりを受けた格好だが、トライベイキャピタルと、三浦氏が代表を務める「山猫総合研究所」は同じビルに入居し、また三浦氏は著書のなかで、会社の株式を2人で持ち合っていることを示唆するなど、夫の事業とまったく無関係ではなかったという見方もなされている。

　一方、これまで三浦氏をもてはやしてきたにもかかわらず、理由を明示せずに、次々と出演見送りの判断を下した民放各局。結局は、「臭いものには蓋」ということか。

( SmartFLASH )