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2億5000万円を売り上げた「ガールズバー」が摘発 “露出過多”バニーが通学路から丸見えで近隣住民激怒

社会・政治 投稿日:2023.02.07 15:30FLASH編集部

2億5000万円を売り上げた「ガールズバー」が摘発 “露出過多”バニーが通学路から丸見えで近隣住民激怒

摘発されたガールズバー「バニーフラッシュ」

 

 2月1日、東京・西池袋ガールズバー「バニーフラッシュ」の店長(41)が風営法の無許可営業で現行犯逮捕された。翌日には、経営者の男も同じ容疑で逮捕された。同店はその名のとおり、バニーガール姿の女性が男性に接客することをウリにしていた。

 

「ガラス張りの店内は外から丸見え。日中から、店の前を通るたびに、露出度高めのバニーガールたちの接客姿が見えて、いつも『昼間っから、すごい光景だな』と思ってました」(近隣住民)

 

 

 JR池袋駅西口(北出口)から出てすぐの立地にあった同店。近くには塾などもあり、“露出過多”のバニーガールの姿が、店の前を通学路にしている子供の目にも触れる状況に、地域住民からクレームが出ていたという。

 

「『バニーフラッシュ』の女性従業員は、20代前半が中心。およそ30人が在籍し、毎日、10人程度が出勤していました。月の売り上げはおよそ900万円で、2023年1月までの約2年4カ月間に、2億5000万円程度を売り上げていたとみられています」(夜の街に詳しいライター)

 

 同店に何度か通ったことがあるという男性(38)に、話を聞いた。

 

「ガールズバーは、女性従業員がカウンター越しに接客するという業態です。このお店は、その女性がバニーガール姿であることが特徴でした。バニーガールというと“黒バニー”だけの店が多いですが、ここは赤や青、緑など、色とりどりのバニーがいて、際どいハイレグ姿でした。飲食代以外に、客が、バニーの胸の谷間や太もも部分に、1000円のチップを挟むこともできて、酔った勢いでチップを挟む人も多かったです」

 

 同店の営業時間は、午後3時から午前5時。そのため、2022年の秋ごろから「駅前で、派手な衣装で営業している店がある。取り締まってほしい」などの要望が地域住民から警察へ寄せられ、保安課と池袋署が内偵捜査に着手。結果的に、近隣住民の声が警察を動かし、摘発につながった。

 

「『バニーフラッシュ』は、深夜に酒類を提供する営業許可などは得ていたものの、キャバクラのような『接待行為』の許可は得ていませんでした。保安課などが営業実態を調べたところ、バニー姿の女性従業員が、男性客の真横でつきっきりの状態で、接待に及んでいることを確認しました。これが風営法に抵触していると判断し、摘発に乗り出したようです。とはいえ、お店の目と鼻の先には池袋西口交番があるんですよ。2年4カ月も野放しにされていたのは、なんだったんでしょうか」(前出・ライター)

 

 前出の男性客も言う。

 

「客の真横で接待といっても、特別なことがあったわけじゃないと思いますよ。私は、昼も夜も行ったことがありますが、男性従業員が店の外などにいることが多かったですし、そんなに変なこともできないですよ。それに外から見えるという点でいえば、外から見えるバニーガールのお店はほかにもありますし。駅の近くで、人通りが多い立地だったから、見せしめ的にやられたところもあるんじゃないかと思っています」

 

“ギリギリセーフ”のつもりで営業を続けていた同店。地域の人々にとっては“完全アウト”に映っていたようだ。

( SmartFLASH )

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