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立民・泉代表が維新・馬場代表を「重馬場」呼ばわり「シフォン主義」「からっキシダ」娘もあきれるダジャレ発言集

社会・政治 投稿日:2023.02.16 14:51FLASH編集部

立民・泉代表が維新・馬場代表を「重馬場」呼ばわり「シフォン主義」「からっキシダ」娘もあきれるダジャレ発言集

 

 立憲民主党泉健太代表が放った「ダジャレ」が、物議を醸している。

 

 2月10日、泉代表は記者会見で、衆院憲法審査会での審議をめぐり「(日本維新の会は)すぐ与党の誘いに乗ってしまう。馬場(伸幸・維新代表)さんは『重馬場』であってほしい」と述べた。

 

 

 泉氏は「うち(の選挙区・京都3区)には京都競馬場がある」と紹介。競馬では、水分を含み、馬が走りにくい状態を「重馬場」(おもばば)と表現することから、「重みや慎重さが大事で、良馬場では与党が走りやすい」「自民党は一筋縄ではいかない勢力だが、維新はすぐ誘いに乗ってしまう。これでは野党として戦えない」とも指摘した。

 

 この「重馬場」発言に対し、2月14日、維新の遠藤敬国会対策委員長は、記者団に「名前をいじったらいけない。最低限のルールだ」と不快感を示した。「おもしろく言いたいのだろうが、使う言葉が間違っている。(泉氏は)修行に入ったほうがいい」とも語った。

 

 さらに15日には、維新の藤田文武幹事長が記者会見で「相当むかついている。人の名前をいじっておもしろいと思う感性は、どうかなと思う」と批判した。

 

 批判は立民党内からも。蓮舫参院議員は2月15日、自身のTwitterに、泉氏の「重馬場」発言を伝える記事を添付したうえで、こう書きこんだ。

 

《これは素直に反省するところでしよう》

 

 泉代表は、2022年7月の参院選で敗北後、「ダジャレ路線」で発信力をアピールしてきた。以下、順に見てみよう。

 

・10月3日、岸田文雄首相が衆院本会議で所信表明演説をおこなった後、会見で

 

「新しい資本主義というが、時々『シフォン主義』と聞こえる。(仏語で)薄いとか軽いとかいう意味だ。ふわふわとして中身が柔らかい、そんな演説だった」

 

・同じ会見で、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との接点が次々と明らかになる山際大志郎経済再生相(当時)について

 

 「『瀬戸際大臣』『後出し大臣』と言われていますね。(大臣を)辞めていただくのがふさわしい」

 

・10月5日、衆院本会議での代表質問終了後、岸田首相の答弁について国会で

 

「(首相答弁は)ゼロ回答。江戸っ子風に言うと、からっキシダ」

 

・10月25日、旧統一教会問題を巡り、経済再生担当相を辞任した山際大志郎氏について、代議士会で

 

「山際大臣の辞め際が非常に悪い」

 

・10月28日、政府の総合経済対策の裏付けとなる2022年度第2次補正予算案について、会見で

 

「『いいね!』は押せない『言い値』予算だ」

 

 だが、党内から「言葉が軽すぎる」と批判が出たうえ、1月21日に放送された『news every.サタデー』(日本テレビ系)では、次女からも「しょうもないことしか言わへんもんな」と、ダジャレをダメ出しされる始末。

 

「重馬場」発言は、憲法審査会の早期開催を拒否する立民に対し、維新の馬場代表が「サボり癖が出てきた」などと批判したことに反論したかたちで出てきた、久しぶりの「ダジャレ」だった。だが、SNSでも批判的な声が多く上がっている。

 

《へんに維新のメンツを立てようとするから、こんなクソ面白くないダジャレになるんだよね》

 

《何もかも旨くいかずに焼きが回ってきたのだろう。与党だけでなく野党にも矛先点じてダジャレとは》

 

《立憲民主党って『名前で人を揶揄するのは問題無い』と考える政党なんですね》

 

《すべり芸にもなってない》

 

 維新との国会での共闘にまで、ヒビを生じかねない泉代表の「ダジャレ路線」。SNSでは《泉さんは敢えてスベってるだけだから》と擁護する声もあるが、競馬場だけに、スベるどころか落馬することになりかねない。

( SmartFLASH )

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