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大川隆法氏が死去 参列経験者が語る「幸福の科学」葬儀の内容「教団の経文を全員で唱和」「焼香代わりに金の砂」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.03.03 18:21 最終更新日:2023.03.03 18:24
「幸福の科学」の創始者で総裁の大川隆法氏が、3月2日に亡くなったことが明らかになった。享年66。
突然の訃報に、後継者や遺産問題などがクローズアップされているが、信者の間では葬儀にも注目が集まっている。
「御生誕祭(誕生祭)が東京ドームでおこなわれるので、帰天式(葬儀)も東京ドームで執りおこないたいところですが、財政的に難しいかもしれません。そうなると、信仰の中心である栃木県宇都宮市にある施設『総本山・正心館』になるのではないでしょうか」と語るのは、古参信者。
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葬儀は、どのように執りおこなわれるのだろうか。
「幸福の科学では、葬式にあたる儀式を『帰天式』と呼びます。故人の魂を、修行していた現世から天上界に“還る”ように、死を悟らせて導くのです。式は仏教系の葬儀とあまり変わらないと思います」(前出・信者)
知人の「帰天式」に参列したことがある、という女性に話を聞いた。
「場所は、ごく一般の斎場でした。『導師』と呼ばれるお坊さんは、幸福の科学に所属する僧侶。支部長などが導師を務めることもあるそうです。
印象的だったのは、祭壇まわりや法具が金ピカだったことですね。まさにピッカピカ。参列者の方は『光に満ちあふれているわね』と微笑んでいました」
読経が始まる前に、幸福の科学の経文「正心法語」を参列者全員で唱和する。
「全員ですから、結構な音量でした。私も入り口でこの経文を手渡されましたが、周囲に圧倒されて、読めませんでした(苦笑)」
その後、焼香の代わりに金色の砂を祭壇に捧げて、お別れをしたという。大川氏の帰天式は、どれほどの規模でおこなわれるのだろうか……。
( SmartFLASH )