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野田元首相が安倍氏銃撃現場で手を合わせ哀悼 武藤敬司引退試合も観戦、存在感高まり相次ぐトレンド入り

社会・政治 投稿日:2023.03.06 19:10FLASH編集部

野田元首相が安倍氏銃撃現場で手を合わせ哀悼 武藤敬司引退試合も観戦、存在感高まり相次ぐトレンド入り

野田元首相は2022年9月の安倍氏の国葬にも参列した(写真・JMPA)

 

 3月5日、立憲民主党野田佳彦元首相は、安倍晋三元首相が銃撃された、奈良市の近鉄大和西大寺駅前の事件現場を訪問。当時、演台のあった付近で手を合わせて哀悼の意を表した。

 

 この日は、統一地方選を前にした政治活動の一環で奈良県入り。銃撃現場を訪れたのは初めてだった。

 

 野田氏は約10秒間、黙とうしたあと記者団に、こう語った。

 

 

「無念だったろうな、とあらためて思い、心からお悔やみ申し上げた。事件を風化させないよう、我々は気持ちの中で、こういう不幸なことが起こってはならないと誓わなければいけない」

 

 そのうえで「激論があっても、一致点を見いだす政治を目指したい」と決意を述べた。

 

 野田氏が銃撃現場を訪れ、哀悼の意を表したことが報じられると、Twitterでは、《野田元首相》がトレンド入り。野田氏を称賛する声が多く上がった。

 

《政治的な政策には同意できないが、一人の人間として人間性は本当に素晴らしい!与野党の議員の方々には、党としての主張の前に、野田元首相の人間性を参考にして頂きたい》

 

《政策の違いはあれど人としての一線は決して超えない野田元総理には御礼申し上げます。強い野党を作って下さい》

 

《こういう行動をしっかりできる野田佳彦さんホント素晴らしいし、彼がどっしりと構えてくれてる限り立憲民主党はこれから戦い続けられる》

 

 一方で、野田氏の行動を批判する声も多く上がった。

 

《今すぐ、立憲民主党から出ていけ! そんなに安倍晋三が好きなら自民党に入党し、安倍派に入れよ!》

 

《記者引き連れて何やってんの? 銃撃事件を風化させてはいけない、ではなく、あなたがやらなきゃいけないのは、安倍晋三の悪事を風化させず解明する事じゃね?》

 

 野田氏は2022年9月27日、安倍氏の国葬に出席。その理由について「元首相が元首相の葬儀に出ないのは、私の人生観からは外れる」と発言した際にも、批判が出てはいた。

 

 だが、2022年10月25日、衆院本会議で野田氏が安倍氏への追悼演説をおこなった際には、議場で拍手が鳴りやまず、与野党を超えて称賛する声が相次いだ。

 

「追悼演説の前には、複雑な心境を自身のブログで《安倍氏にスポットライトを当てるための政治人生です。「かませ犬」みたいです》と吐露。野田氏の格闘技愛を指摘する声が上がっていました。

 

『かませ犬』は、1982年に長州力が藤波辰爾に対し、『俺はお前のかませ犬じゃないぞ』とマイクで言い放ち、その後、スター選手になるきっかけとなった言葉です。

 

 野田氏は政界では一、二を争うプロレスファンとして知られています。2月21日には、プロレスラー・武藤敬司の引退試合で、突如、リングに上げられた蝶野正洋の後ろにスーツ姿の野田氏が写りこみ、SNSで《野田元首相うつりすぎ》《さすがプロレスファン》という声があがってもいました」(政治担当記者)

 

 3月2日、「デイリー新潮」が《「立憲はこのままでは沈んでしまう」 いま野田元総理“代表待望論”が出る理由》という記事を報じた際にも、Twitterで《野田元首相》がトレンド入り。存在感を高める野田氏の立民代表への「電撃復帰」はあるのだろうか。

( SmartFLASH )

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