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河野大臣、日本入国手続きに「改善の余地あり」…2カ月前に「対応します」宣言したのに「何を今さら」の不満渦巻く

社会・政治 投稿日:2023.03.13 18:40FLASH編集部

河野大臣、日本入国手続きに「改善の余地あり」…2カ月前に「対応します」宣言したのに「何を今さら」の不満渦巻く

 

 3月12日、河野太郎デジタル大臣が投下したツイートに、SNS不満が噴出している。

 

 河野大臣は、11〜12日にインドとタイを訪問。インドでは、政府関係者との会談や、アジアや北米などの政・財界人らが参加する「三極委員会」総会に出席。タイでは現地の企業関係者らと意見交換をおこなったという。

 

 

 12日に帰国した河野大臣だが、その際、あるツイートが話題を集めた。

 

《羽田でVisit Japan Webを試しました。大いに改善の余地がありますね。》

 

「Visit Japan Web」は、日本に入国する外国人や帰国する日本人が、検疫・入国審査・税関申告などの入国手続きを、まとめて事前登録できるオンラインサービスだ。コロナ禍での水際対策の一環として、2021年12月から導入され、2022年10月には大幅リニューアルもおこなわれている。

 

 だが、現状はこのサービスに不満を抱く人の方が多いようだ。実際、1月10日にはホリエモンこと堀江貴文氏がTwitterで苦情を発信している。「健康カード」と書かれた黄色い紙の写真とともに、こうツイートした。

 

《成田ついたらこのウンコみたいな無駄紙を無理矢理押し付けられた。これ持ってないと関門突破できないという。。。不思議国家ジャパン》

 

《これを渡すための大量のうざいバイトを雇うために税金が使われてるのもむかつきます! デジタル大臣! @konotarogomame せっかくVisit Japanでフルデジタルになったのに、また紙が復活してますよ!》

 

 一連のツイートに対し、河野大臣は《すみません。デジタル庁に現場の調査を命じました。対応します》と返している。だが、SNSの声を見ると、紙の健康カードはいまだに配布されているようだ。

 

 11月のリニューアル以降も不評が絶えなかったサービスだが、河野大臣は今回初めて実際に使用したようだ。SNSでは「やっと気づいてくれた」「何を今さら」といった声とともに、不満ポイントが次々と列挙されている。

 

《Visit Japan Webの改善もそうですが、オンラインで済んでいる事をわざわざオフでやるようなオペレーションの改善が先かと》

 

《羽田で飛行機降りた瞬間からVisit Japan Webの登録お済みですか〜って立ってる人多すぎて人件費的なの若干気になったもう少し減らせそう》

 

《今のシステムは入力が煩雑な上に入国に時間がかかりすぎです。入力の簡素化、入国のスムーズ化が必須と思います。入力は接証明と連動して簡素化し、入国はQRコード読取だけで十分ですな》

 

 5月からは、新型コロナの感染上の区分が、季節性インフルエンザと同じ「5類」となる。水際対策も変化していくことが予想されるなか、使いやすいサービスを提供できるのだろうか。

( SmartFLASH )

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