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上西小百合を生んだ「神戸女学院大学」OGに女子アナ多数

社会・政治 投稿日:2017.07.22 11:00FLASH編集部

上西小百合を生んだ「神戸女学院大学」OGに女子アナ多数

 

 連日ツイッターであらゆるジャンル、人物に毒づき、一度テレビに出れば共演者と激しい応酬を披露してくれる、衆議院議員の上西小百合(34)。

 

 そのお騒がせな性格・言動からは、彼女が関西にある名門大学「神戸女学院大学」出身であることは窺いしれない。

 

「神戸女学院は関西有数のお嬢様大学として有名です。大学の建物が文化財に指定されるほど歴史あるおしゃれな作り。関西のほかの大学に国際系の学部ができるまで、神戸のお嬢様たちから圧倒的に支持されていました」(大学に詳しい専門家)

 

 建物はウィリアム・ヴォーリズという米国人建築家による設計。2014年、戦争や阪神・淡路大震災を経て現存する12棟が国の重要文化財に指定された。敬虔なクリスチャンだったヴォーリズは、多くの大学の建物や教会を設計している。

 

 かつて教授として教鞭をとっていた作家の内田樹(66)は、2017年6月に開かれた同校でのオープン講座で、「ヴォーリズの建物そのものに力があり、ここに立つことで人間が変わることができる」と述べている。

 

 実は神戸女学院大学は、数多くのアナウンサーたちを輩出していることで知られる。なかでも有名なのはNHKの朝の顔、有働由美子アナだ。率直な物言いで、すぐに世間で騒がれる点は、上西議員と似てなくもない。

 

 NHKアナウンス室のHPによれば、有働は学生時代に文化祭の実行委員会をつとめ、裏方をやっていたという。だが時を同じくして湾岸戦争が起こり、戦場から届く特派員のレポートに刺激され、テレビの仕事を選ぶこととなる。

 

 フリーアナウンサーの赤江珠緒も卒業生。TBSの『たまむすび』で、在学中には合コンではなくチケットを売り買いして参加する「ダンパ」(ダンスパーティー)と呼ばれる飲み会に参加していたと振り返っている。ちなみに初めての彼氏は、大学も終わりにさしかかった22歳のときにできたという。

 

 ほかにも、武内陶子(NHK)、山本美希(NHK)、笛吹雅子(日テレ)などそうそうたるメンバーがいる。

 

 神戸女学院大学は、1873年にキリスト教宣教師が私塾を開いたことが始まり。その歴史は150年近い。教育方針として「リベラルアーツ&サイエンス」「国際理解」「キリスト教主義」の3つの柱を掲げている。

 

 なかでも国際理解はアナウンサー志望の学生にとって重要な素養となるだろう。「国際理解とは、異質なものの受容を意味します」とも書かれている。何かと噛み付いて、不寛容な上西議員も、建学の精神に戻ってみてはどうだろう。

 

 ちなみに、本誌の取材に対し、神戸女学院大学は「今回の取材は辞退したい」とのこと。学校側も、上西氏には呆れているのかも。

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