社会・政治社会・政治

立憲・小西議員、衆院憲法審を「サル」「蛮族」呼ばわりで「ほぼヘイト」非難轟々「私は憲法学者」発言にツッコミも

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.03.30 15:19 最終更新日:2023.03.30 15:29

立憲・小西議員、衆院憲法審を「サル」「蛮族」呼ばわりで「ほぼヘイト」非難轟々「私は憲法学者」発言にツッコミも

 

 立憲民主党小西洋之参院議員が「毎週開催は、憲法のことなんか考えないサルがやることだ」と発言したことが問題になっている。3月29日におこなわれた参院憲法審査会の幹事懇談会後、国会内で記者団に語ったもので、週1回の開催が定着している衆院憲法審査会について批判した。

 

 小西議員はさらに「憲法を真面目に議論しようとしたら、毎週開催なんてできるわけがない。私は憲法学者だが、毎週議論はできない」「何も考えてない人たち、蛮族の行為、野蛮だ」「いつ最高裁判決や外国の事例を研究するのか。衆院なんて、誰かに書いてもらった原稿を読んでいるだけだ」と主張。小西議員は参院憲法審の野党筆頭幹事を務めている。

 

 

 同日夜、小西議員はTwitterを更新。

 

《衆院憲法審の毎週開催の「憲法を真剣に考えていないサルがやること、野蛮」などの発言ですが、オフレコで、特に「人にサルはいけないですね」と撤回していたものです。

 

 他方、衆院のオンライン出席報告が衆参憲法審の四名の憲法学者から議院自律権の濫用と批判される等々、毎週開催は戦慄の害悪です。》

 

 と、発言がオフレコであったと説明している。これに対し、SNSでは

 

《人をサル扱いし、蛮族扱いする国会議員が存在して良いのか。これを断罪出来ない立憲民主党に差別やヘイトを語る資格なし》

 

《これ、自民議員なら辞職するまで毎日叩かれる発言やん》

 

《「ねつ造」発言なんか比較にならないほど大問題な発言だろ。蛮族ってほぼヘイトスピーチじゃん。議員辞職待ったナシ》

 

 と、批判の声が渦巻いている。また、オフレコ釈明についても

 

《つい先月、オフレコの差別発言が報道された総理秘書官に対して、こんな発言は許されない、更迭しろと主張したのが小西氏です。

 

 まだあれから2カ月も経ってないのに、自らがした差別発言に対しては撤回済み、オフレコだから報道するのは許されないと主張するのはダブルスタンダードです。》

 

 と、厳しい意見があがっている。また、何かと国会で審議拒否をおこなう立憲民主党に対しても

 

《審議拒否してきた連中が今更何を言う》

 

 との声も。

 

 3月30日の衆院憲法審査会において、国民民主党の玉木雄一郎代表は

 

「私たちはサルでも蛮族でもない。こういった発言は、我が党のみならず、与野党合意の中で真摯な議論を重ねてきた当衆議院憲法審査会に対する冒涜です。強く抗議するとともに、発言の撤回と謝罪を求めたい」

 

 と、小西議員の発言を強く批判した。またこの審査会では、北神圭朗衆院議員が

 

「小西洋之先生らしい発言だと思います。ただ、私が驚いてるのは『憲法学者だった』とおっしゃっているので、これもあわせて会長に確認をいただければ」

 

 と発言。会場から大きな笑い声があがる場面もあった。

 

 小西議員の公式サイトのプロフィールには、とくに憲法を研究する学歴や、職についていた、というキャリアは見当たらない。

( SmartFLASH )

続きを見る

今、あなたにおすすめの記事

社会・政治一覧をもっと見る