安倍昭恵夫人、298日ぶりインスタ更新は“弔い合戦”への協力呼びかけ「悲しい補欠選挙」寄せられる同情

 

　故・安倍晋三元首相の妻・安倍昭恵さんが4月12日に、自身のInstagramを更新した。2022年7月に安倍元首相が亡くなってから、初めての更新となる。

 

　昭恵さんは、自らがマイクを持ち、街頭演説をおこなっている写真を投稿し、次のように呼び掛けた。

 

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《昨日から主人が亡くなった後の補欠選挙が始まりました。

 

出陣式には各地で沢山の皆様にお集まりいただきありがとうございました。

 

吉田真次候補は主人の初当選と同じ38歳。

 

3期12年の市議会議員の経験と実績があり、本当に誠実で信頼できる候補です》

 

　安倍氏の死去に伴い、山口4区では衆院の補欠選挙がおこなわれ、4月11日に告示された。この“弔い合戦”には、安倍氏の後継として、自民党公認で元下関市議の吉田真次氏が出馬。昭恵さんは、11日に下関市内で開かれた吉田氏の出陣式にも出席した。あいさつでは

 

「（吉田氏に）たすきが手渡されたとき、いろいろなことを思い出して、涙が止まらなかった」

 

と、声を震わせた。

 

　山口4区の補選には、立憲民主党の元参院議員でジャーナリストの有田芳生（よしふ）氏、政治家女子48党の渡部亜衣氏、無所属の竹本秀之氏、無所属の大野頼子氏、合わせて5人が立候補している。

 

　昭恵さんが前回、Instagramを更新したのは、2022年6月18日。その日以来、298日ぶりの更新となった。前回の更新では、愛犬ロンを散歩させて笑顔の昭恵さんの写真を投稿していた。

 

　昭恵さんの久々のInstagram更新に、多くのコメントが寄せられている。

 

《昭恵さんのことも応援しています。そう思ってる方は日本にたくさんいます　少しでもお心が晴れやかになりますように》

 

《昭恵さん、投稿ありがとうございます。心から応援しております。少しずつでも、昭恵さんに笑顔が戻りますように　無理をなさらず、ご自愛ください》

 

《悲しい補欠選挙です　色々と思い出されての応援 お辛いことでしょう。想いが叶いますように》

 

　山口4区補選で有田候補を擁立している立憲民主党は、「安倍政治の検証」を訴え、続々と有力議員が現地入り。岡田克也幹事長は「権力者のありようとして、本当によかったのか。それが問われる選挙だ」、蓮舫参院議員は「自民党と旧統一教会の問題に、フタをしてはいけない」と訴えている。

 

　昭恵さんの心に平穏が訪れる日は訪れるのだろうか――。

( SmartFLASH )