安倍チルドレン「魔の2回生」筆頭の元議員が監禁容疑で逮捕「またやらかした」SNSに集まるあきれ声

2017年10月、衆院選への不出馬を表明した武藤貴也容疑者（写真・時事通信）

　4月26日、元衆議院議員の武藤貴也容疑者が、東京・千代田区の路上で知人男性を車に押し込み、監禁したとして、現行犯逮捕されていたと報じられた。

「『FNNプライムオンライン』の報道によれば、武藤容疑者は23日、30代の知人男性を車に押し込み、車を数百mほど走らせたとして、監禁の現行犯で逮捕されたとのことです。車は武藤容疑者が運転していたとされ、男性を車に連れ込んだ、ウズベキスタン国籍の20代男性ら5人も同時に逮捕されました。

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　警視庁は、武藤容疑者と知人男性との間に、金銭トラブルがあったと見ています。現状、武藤容疑者は、『（車に）押し込んでもいないし、押し込めと指示もしていない』と容疑を否認しています」（週刊誌記者）

　武藤容疑者は、2012年の衆院選に滋賀4区から自民党公認で立候補し、初当選した元議員だ。だが、報道が出ると、SNSでは「またこいつか」という声であふれかえった。

《またやりやがったか。滋賀の恥め》

《「魔の2回生」筆頭がまたやらかした。元自民議員。》

《現職時代も不祥事のオンパレードだったが、ついにここまで来たか。それにしても、自民党もよくこれだけの逸材見つけてきたな》

　実際、現職時代の武藤議員はたびたびメディアをにぎわせた“お騒がせ議員”だった。政治担当記者がこう語る。

「武藤容疑者は、いわゆる『安倍チルドレン』のひとりとして2012年に初当選しました。しかし、2015年8月に、知人との未公開株をめぐる金銭トラブルが『週刊文春』に報じられ、2015年に自民党を離党しています。釈明会見をおこなったものの、同誌の続報で、未成年男性を議員会館で複数回、買春したことも告発され、イメージは暴落してしまいました。

　2017年3月には、金銭トラブルが報じられた知人との和解が成立し、9月に復党願を出しています。しかし、『復党がかなわず、断腸の思い』として、2017年の衆院選は立候補を断念。その後、2019年には滋賀県議選に出馬しましたが、選挙区内最下位で落選しました。さらに、選挙期間中に法定外の文書を配ったとして、公選法違反で罰金50万円、公民権停止3年の判決が2022年7月に確定しています。まさに不祥事続きといった人物でしたが、まさかこんな事件で名前を聞くとは……」

　国会議員まで務めた人物が、どのようなトラブルを抱えていたのか。真相解明が待たれる。

( SmartFLASH )