2022年、『週刊ポスト』に “パパ活疑惑” を報じられた吉川赳衆院議員。18歳の女子大生に焼肉店で酒を飲ませた後、高級ホテルでデート、その後4万円を渡したと報じられた。
しかし、吉川議員は当時、報道についてブログ上で、《当該女性が飲酒不可能な年齢の方であるとは認識しておりませんでした》とし、渡した4万円について、いわゆる「パパ活」ではなく《クラブに勤務される方の欠勤に対する給与相当額の補填》と主張。表立って弁明することはなかったため、多くの批判が寄せられた。
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4月29日、そんな吉川議員について《開会中の通常国会で十分に職責を果たしていない状態が続いている》と報じたのは、静岡新聞。静岡といえば、吉川議員が選出された地元である。
記事によれば、3月以降に開かれた本会議のうち、吉川議員が出席したのは8回。しかし、そのいずれも最後まで自席に残り続けることはなく、退出したという。同じ期間に6回あった総務委員会も、大半を欠席したようだ。
吉川議員は、同紙の取材に「2月から狭心症で通院していて、長時間座っていられない。必要ならば診断書を示す」と回答したと記事にはある。
そんな状況でも、多額の歳費が吉川議員に支給されている。ネット上では、怒りのコメントがあふれた。
《国会は一定の一貫性を持って、こういった国会議員に対して向き合っていくべき。国会議員の義務と議員報酬、歳費の支給とが連動する制度の法的整備も本気で向き合っていただきたい。》
《普通に会社に勤務していて、休んだ場合給与から引かれるのですが・・上級国民のみなさんはどれだけ休んでも満額支給なのですね。》
《病気が理由であっても議員の職務を行うのが困難なら辞職して他の方にバトンタッチするのが国民に対する責務だと考えます。》
《首相も外遊するのは仕方ないですけど この吉川赳議員を辞職させて払うであろう税金で外遊してきてください。この人に税金使う必要性がないのでお願いします》
2月、本誌は20代から60代の男女500人に、「不祥事・トラブルを起こした国会議員で、辞職をすべきだと思うのは誰か?」というアンケート調査を実施。
2021年以降で、不祥事やトラブルで離党、役職辞任、厳重注意などの処分を受けた現職の10人のなかから選んでもらったところ、吉川議員は2位という結果に。アンケートにはこんな意見が届いていた。
「国会議員がパパ活とはあきれる。気持ち悪いし、国民の代表としての自覚がない」(50代女性・パート)
「パパ活自体は否定しない。ただし、自分で汗をかいて稼いだ金でやれ。税金を使うな」(50代男性・会社員)
そろそろ、“国民の代表” としての自覚をもってほしいところだ。
( SmartFLASH )