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葉梨、寺田、吉川…相次ぐ「岸田派」議員の不祥事に「岸田派は解散したほうがいい」「火薬庫やん」の声

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.11.11 17:50 最終更新日:2022.11.11 17:53

葉梨、寺田、吉川…相次ぐ「岸田派」議員の不祥事に「岸田派は解散したほうがいい」「火薬庫やん」の声

 

 11月11日、岸田文雄首相は、死刑執行を軽視するような発言をした葉梨康弘法相を更迭する意向を固めた。

 

 葉梨氏は11月9日、同じ岸田派の武井俊輔副外相の政治資金パーティーで「法務大臣は朝、死刑のハンコを押し、昼のニュースのトップになるのはそういうときだけという地味な役職だ」と発言。さらに、「法務大臣になってもお金は集まらない。なかなか票も入らない」と述べ、野党から辞任を求める声があがっていた。

 

 

 事実上の更迭は、10月24日に辞任した山際大志郎・前経済再生相に続いて2人めで、支持率が下落する岸田内閣の政権運営にさらなる打撃となるのは必至だ。

 

 ただ、気になるのは、岸田首相が会長をつとめる岸田派(宏池会 43人)で不祥事や失言が相次いでいることだ。

 

「2022年6月には、吉川赳衆院議員が、18歳の女性に飲酒させ、4万円を渡してホテルに行ったという『パパ活』疑惑を『週刊ポスト』に報じられ、離党しました。記者会見も開かず、議員辞職もしない吉川氏には批判が集まっています。

 

 寺田稔総務相も関連政治団体『寺田稔竹原後援会』をめぐって、故人を会計責任者としていたことが『週刊文春』で報じられ、寺田氏ら3人が、政治資金規正法違反の疑いで刑事告発されています。

 

 岸田派(宏池会)は官僚出身者が多く、おとなしい、穏やかな議員集団として知られています。政局に弱く『お公家集団』などと揶揄されたこともありますが、まさかここまで不祥事や失言が相次ぎ、岸田首相の足を引っ張るとは驚きです」(政治担当記者)

 

 岸田派の失言、不祥事が相次いでいることに、SNSでは批判的な声があがっている。

 

《宏池会なんて 解散した方が、世のため人のため でしょ!》

 

《岸田派は不祥事少なくて真面目とかいう幻想 実際は火薬庫やないかい》

 

《寺田、葉梨、武井の3氏はいずれも岸田派所属で、11日からの東南アジア歴訪を目前に岸田氏は身内から政権を揺さぶられている》

 

「お公家集団」は、岸田派の育ちのよさを指摘した言葉ともいえるが、もはやそんな異名は返上したほうがよさそうだ。

( SmartFLASH )

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