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サイバーエージェント、コナミが「40億円払え」訴訟 本誌が報じていた藤田社長“ウマ娘御殿”建設トラブル

社会・政治 投稿日:2023.05.17 18:54FLASH編集部

サイバーエージェント、コナミが「40億円払え」訴訟 本誌が報じていた藤田社長“ウマ娘御殿”建設トラブル

サイバーエージェントの藤田晋社長

 

 5月17日、サイバーエージェントは子会社のCygamesが手がけたゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』が、コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)から特許権侵害による訴訟提起を受けたと発表した。

 

「実在する競走馬をモチーフにした育成シミュレーションゲーム『ウマ娘』のゲームシステムや、プログラムの一部について、KONAMI側と特許に関する協議をおこなってきたものの、サイバー側の見解が受け入れられなかったとしています」(ゲームライター)

 

 KONAMIの、サイバーに対する損害賠償請求額は40億円で、サービスの停止も求めている。もしサイバーの敗訴となれば、業績への影響は深刻なものになりそうだ。

 

 

「サイバーが4月26日に発表した2023年1月~3月期の連結決算は、ABEMAを運営するメディア事業の営業利益が5億円の赤字、祖業であるネット広告事業が49億円の黒字、ゲーム事業は152億円の黒字でした。ゲーム事業がサイバーの利益の多くを稼いでいる状況です」(週刊誌記者)

 

 そのサイバーを率いるのが藤田晋社長だが、2022年10月、本誌は、まさに『ウマ娘』が飛ぶ鳥を落とす勢いを継続している真っただ中に、自宅の建設をめぐって起こしていたトラブルを報じている。

 

 当時、神奈川県葉山町の住民は、本誌にこう明かしている。

 

「こんなに広い敷地での工事なのに、あいさつひとつないんです。工事業者が来て、工程表を置いていっただけ。いまだに、どなたがここに住むのか知らされていません」

 

 その住宅街の一角を占める広大な更地で、2022年5月から突如、建設工事が始まった。現場の看板には「葉山F邸 新築工事」と記されている。敷地面積は、なんと2729平方m(約826坪)にも及ぶ。

 

「ここは以前、自動車部品工場の寮や住宅があった場所でした。その寮が壊され、周辺の家も買われて、しばらく、だだっ広い空き地だったんです。複数の会社が、土地を転売しているという噂もありました。それがある日、急に工事が始まったんです」(同前)

 

 町内会でも話題になったと、別の住民も語っていた。

 

「『いったい何ができるんだ? マンションなどが建設されると困る』という声が、町内会で上がりました。そこで町内会長が工事業者に要望し、住民説明会が開かれたんです。

 

 我々としては、この地域は風致地区で、高さ制限があるため、マンションなどを建てないよう求めました。

 

 業者は『あくまで個人宅です』と言うので、いちおうみんな安心しましたが、誰が住むのかについては、『個人情報だから明かせない』の一点張り。やはり不安は拭えません」

 

 この土地を購入した人物こそ、藤田氏。当時、不動産登記簿を確認したところ、驚くべきことに抵当権は設定されておらず、現金で一括購入したとみられる。

 

 この一帯は、坪単価約120万円。コロナ禍で地価が上昇したので、土地だけで10億円近くになる。土地に見合う上物が2億円と想定すれば、合計12億円程度の “ウマ娘御殿” だ。

 

 藤田氏は、住民たちの不安を認識しているのか。当時、サイバー社に質問状も送ったところ、同社広報部からは「プライベートなことのため回答は差し控えさせていただきます。近隣の皆様とよい関係を築きたいと(本人は)申しております」との返答があった。

 

 ゲーム業界の老舗とは、“よい関係”を築けなかったようだ。

( SmartFLASH )

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