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“パパ活疑惑”吉川赳議員が岸信千世議員に“急接近”自らへの批判続くなか別議員の懲罰には「賛成」の起立
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.06.03 18:45 最終更新日:2023.06.03 18:45
「岸くん、国会ってのはね……」
とでも語っているのか。衆院山口2区補選に当選した岸信千世衆院議員に対し、気持ちよさそうになにかレクチャーしているのは、吉川赳衆院議員だ。
6月1日の衆院本会議。同じく4月の補選で当選した英利アルフィア、吉田真次両衆院議員らとともに、新人議員の定位置である最前列に座る岸信千世議員。この日、珍しく姿を見せたのが、その隣に席がある吉川議員だった。
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「2022年6月に、18歳の女性に焼肉店で酒を飲ませ、高級ホテルでデート、その後4万円を渡した“パパ活疑惑”が報じられた吉川議員ですが、議員辞職を否定して『積極的に活動していく』と宣言していました。
しかし、本会議や所属する総務委員会に出席することはまれで、議案の採決にも参加していないケースが目立ちます。この“職務放棄”を報じた『静岡新聞』に対し、吉川議員は『狭心症の持病があり、長時間、座っていられない』と釈明したといいます」(政治ジャーナリスト)
一方の岸議員は、岸信介元首相を曽祖父に、安倍晋三元首相を伯父に持ち、父の信夫氏も防衛相を務めた政治家一家。公式ホームページに家系図を掲載し、批判を集めたことでも知られる“華麗なる一族”だ。
「いまや、吉川議員は国会内では、ほとんど相手にされていません。本会議が始まる前に、氏名標を起こしただけで立ち去ることもありますし、言葉をかわす国会議員もめったに見かけません。
自らへの批判には答えない吉川議員ですが、この日は、本会議で与野党を批判する紙を掲げた櫛渕万里議員(れいわ新選組)に対し、『10日間の登院停止』処分に賛成の起立をしていました」(前出・ジャーナリスト)
2022年に離党したとはいえ、吉川議員のほうが、国会議員としては岸議員よりも先輩。岸議員も無下にはできず、傾聴せざるをえなかったというわけか。まさか吉川議員をめぐる“疑惑”を、知らなかったわけでもあるまいが――。
( SmartFLASH )