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岸田首相の支持率を激減させた「増税殿の13人」不祥事ばかりで国民の怒り収まらず【名前と “やらかし” を一挙公開】
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.12.26 06:00 最終更新日:2022.12.26 06:00
2022年7月10日に投開票された第26回参議院選挙では、岸田文雄首相(63)が率いる自民党が改選前から8議席増やし、公明党と合わせて与党の過半数を維持した。
参院選直後の各社世論調査の多くで50%以上の内閣支持率を記録した岸田政権だったが、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と政治家との接点が続々と明るみになると、支持率は急落していった。
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「旧統一教会との関係が指摘されているにもかかわらず、巨額の税金を投じて、安倍晋三元首相の国葬を実施したことや、物価高騰への対策の空回りで、一気に評価を落としました。
被害者救済法案の早期可決で多少盛り返しましたが、今度は、増税や閣僚の不祥事によって、“内閣総辞職レベル” まで支持が離れていきました」(政治担当記者)
国民の怒りに火をつけた「増税」と「不祥事」。
まずは、岸田政権になって活発になっている増税論議を見てみよう。2022年下半期だけでも、自動車の走行距離に応じて課税する「走行距離課税」や株式売却益などにかける「金融所得課税」などが検討されてきた。
そしてもっとも顕著なのが、防衛費増額のための増税だろう。防衛費をGDP比2%まで増やし、財源確保のため1兆円強の増税をおこなうことを目指していたが、12月16日、政府は安保関連3文書を閣議決定し、議論を終了させた。その後、「子ども予算」の財源確保のため、消費税増税に踏み切るとの報道も飛び出している――。
増税に加えて、国民を失望させ続けているのが、岸田政権の関係者による相次ぐ不祥事だろう。
「ここ最近で、政権関係者の不祥事がここまで多発した政権は初めてではないでしょうか。それどころか、旧統一教会問題で自民党議員の半数以上に “疑惑の目” が向けられている状況です」(前出・政治担当記者)
2022年を通して放送されたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、鎌倉時代の北条義時が執権を務めた時代を中心に描くストーリーだった。
当初、「13人」とは源頼朝の死後に発足した集団指導体制「十三人の合議制」を指していると思われた。しかし、最終回で小栗旬演じる義時が強権維持のために殺害してきた将軍や御家人を思い返すと、「これだけで13」とつぶやく “伏線回収” がなされた。
岸田政権では、反対に政権を “弱体化” させてきた「13人」がいる。次のページから1人ずつ “やらかし” を紹介していこう。
( SmartFLASH )