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ガーシー容疑者逮捕を「懲罰委員長」鈴木宗男氏が「選んだ国民にも責任」発言も「ブーメラン」とツッコミ続々
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.06.07 19:45 最終更新日:2023.06.07 19:45
6月4日、著名人ら3人に対し、常習的に脅迫したなどの疑いで逮捕状が出ていた「ガーシー」こと東谷義和容疑者が、急転直下で逮捕され、世間に衝撃を与えている。
UAE(アラブ首長国連邦)に滞在し、「一生帰国しない」と宣言していたガーシー容疑者。3月に参院議員を除名処分されると、4月には国際手配されたことが報じられた。だが、ガーシー容疑者は本誌取材に「ドバイで10年有効なビザを取得していて、パスポートをとめられてもビザは失効しないから、滞在できる。10年も、日本(の警察)は僕をずっと追っかけるんですか」と、余裕の構えを見せていた。
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それだけに、本人にとっても想定外の逮捕だったようで、現地当局に身柄を確保された際、車にしがみついて連行を拒否していたことが、各メディアで報じられつつある。また、警視庁の調べに対し「犯罪に当たると思わなかった」などと説明し、容疑を否認しているという。騒動の全貌が明らかになるには、時間がかかりそうだ。
世間が逮捕に驚くなか、因縁深いあの人物も反応した。日本維新の会の鈴木宗男参院議員だ。6月5日に公式ブログを更新すると、ガーシー容疑者の逮捕に言及。《ガーシー氏が国会で問題になってもネット等で好き勝手を言っていたが、身を拘束されてからどんな発信をするのか。国民にどのように説明、反省して行くのかしっかり見て参りたい。懲罰委員会審議中、本会議に至る除名の手続きの流れの中では、ネット上で一方的に私を批判していたが、今度は何て言ってくるかしっかりチェックして参りたい》などと語った。
「鈴木氏は、参院懲罰委員長として2月に委員会を開き、ガーシー容疑者に参議院本会議で陳謝するよう求めました。しかし、ガーシー容疑者は帰国する姿勢を見せたものの、最終的には帰国せず。陳謝の動画を国会に提出すると提案しましたが、鈴木議員は『そういうルールはない』として批判しています。結果、3月にあらためて開かれた懲罰委員会で、もっとも重い“除名処分”が決定されました」(週刊誌記者)
6日には、鈴木議員が「日刊スポーツ」の取材に「ガーシーは帰国することによって、何を恐れたんだ。こういう人を選んだ国民にも責任がある」とも語っている。
だが、かくいう本人もかつては「疑惑の総合商社」と呼ばれた男。あっせん収賄罪など4つの罪で、懲役2年の実刑判決を受けた政治家だ。SNSでは、鈴木議員に対し「ブーメランでは?」と批判する声が続出している。
《言ってる事は間違い無いのに、それを発言する人が説得力無いから、プラマイゼロ。》
《初めてこいつの意見に同意したけどブーメランなんだよなあ…》
振り回された立場としては、もっともな怒りかもしれないが、世間の納得感は得られなかったようだ。
( SmartFLASH )