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安倍元首相の銃撃から1年、献花台の横で「銃の模型」「チンパンジープラカード」掲げた若者が連行される…「茶化した程度」と反省見せず

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.07.08 22:45 最終更新日:2023.07.08 23:43

安倍元首相の銃撃から1年、献花台の横で「銃の模型」「チンパンジープラカード」掲げた若者が連行される…「茶化した程度」と反省見せず

もみくちゃになる大和西大寺駅前

 

 2022年7月に銃撃されて死去した安倍晋三元首相の一周忌法要が、7月8日、港区芝公園の「増上寺」で執りおこなわれた。一般客向けの献花台も設置されたが、事件現場となった奈良県の近鉄大和西大寺駅前でも、同様の措置が取られた。

 

 事件現場になった交差点そばに設営されたテントの献花台を訪れる人は後を絶たず、午前11時半ごろにはピークに。安倍元首相の遺影が、供えられた花で埋もれてしまわないよう、定期的に係員が献花台の花を箱に移していた。

 

 

 朝の新幹線で埼玉県から来たという60代の女性はこう語る。

 

「亡くなられたときはどうしても来られなかったので、一周忌には絶対に来ようと。安倍さんは世界のリーダーだった。それを思うと、残念でなりません」

 

 現場には、国民民主党玉木雄一郎代表、そして事件当時に国家公安委員長を務めていた二之湯智氏らも顔を見せた。二之湯氏は市の霊園にある安倍元首相の慰霊碑も訪ねたことが報じられているが、この日はこう語っていた。

 

「私は事件が起こって2、3日後にここに来たんかなあ。安倍総理とも、たびたび会話をかわした仲だったんでね。

 

 こんなところで安倍さんが倒れて、非常に残念だった。特に、総理を引いたとはいえ、現役の第一線で活躍する政治家として、日本の将来というものを真剣に考えてこられましたから。

 

 志半ばで非業の死をとげられた安倍さんに対して、本当に心からお悔やみを申し上げたいと思いますし、そんな気持ちでいっぱいです」

 

 参列者の数がピークに達した11時半ごろ、僧侶たちが読経を始めると、周囲に人だかりができ、通路をふさぐかたちになった。警備にあたっていた警察官が「通路をあけてください」と大声で怒鳴るなか、騒動が起きた。

 

「安倍元首相を銃撃したとき、山上徹也被告が使用した自作銃のようなものを手にした男性が現れたんですよ。警官が即座に男性を取り囲み、怒号が飛び交いました。

 

 幸い、銃ではなかったようですが、警官との小競り合いは続いていました。ほかにも、『No Cult』と書かれたうちわ型のプラカードを掲げる若者も。よく見ると、安倍元首相をチンパンジーのように描いているんですよ。どうしてこんなときに来たのか……。銃を模したものを持った若者をはじめ、3人ほどが連行されていきました。

 

 警察、報道陣、自民党関係者でもみちくちゃになるなか、誰かが『離れろ! バッグの中に手をいれて何か出してる!』と叫んだんです。異様な光景でしたよ」(現場にいた人)

 
 連行された若者の一人は報道陣に対応。大学生だと明かしたうえで、プラカードを掲げた理由をこう述べていた。

 

「日頃から安倍元総理のやってきたことに疑問を持っていました。今回も一周忌ということで人が集まるのはどうかと。献花で集まる人にアンチテーゼ、茶化して反対する程度のことをやったまでです。

 

 ただプラカードをあげた程度で、騒いだりはしていません。にもかかわらず、自民党関係者が突然我々の足を踏みつけ、頭を押さえつけてきたので、やめろと反抗すると警察がやってきて大騒ぎになったのです」

 

 あれから1年。大和西大寺駅前では、再び緊迫感あふれる光景が広がることとなってしまった。

( SmartFLASH )

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