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河野デジタル相、マイナ総点検中に外遊で批判殺到…「次の総理」調査でも “支持率” 激減

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.07.12 16:30 最終更新日:2023.07.12 16:30

河野デジタル相、マイナ総点検中に外遊で批判殺到…「次の総理」調査でも “支持率” 激減

 

 7月11日、河野太郎デジタル相は、同日夜から北欧や中東を訪問すると発表した。河野氏はマイナンバーカードのトラブル続出を受けて設置された、政府の「総点検本部」のトップ。8月上旬の中間報告を控えるなかで、10日間を超える外遊となる。

 

 河野氏は7月12〜16日に、フィンランドスウェーデン、エストニアを訪問。デジタル化で先行する北欧などの取り組みを視察する。いったん帰国し、17〜22日にヨルダン、パレスチナ自治区、イスラエルを訪問し、デジタル分野での連携強化などを打ち出す予定。

 

 

 会見で河野氏は、不在中の国内業務について「オンラインで参加する。副大臣、政務官に陣頭指揮を執ってもらう」とした。

 

 一方、自民党の世耕弘成参院幹事長は、11日の会見で、河野氏の外遊に関して「いくばくか懸念を持った」と指摘。ただ、河野氏から「基本的には外遊期間は点検で、結果の取りまとめは帰国後」などと説明を受けたとして、「一定の納得をした」とも語った。

 

 総点検の期間中に、トップが10日間を超える外遊をすることに、SNSでは批判的な声が多くあがった。

 

《デジタル大臣が外遊する必要ってあるのか?》

 

《今の時期に外遊して国内の問題が何か解決するのか? おたく外務大臣か? それこそあなたのよく使う『所轄外』なのでは?》

 

《居心地が悪いから逃げるだけやん。(笑)責任放棄だな》

 

《あなたは何しに北欧へ……。どこまでも他人事、無責任の極みの担当大臣》

 

 2022年8月、第2次岸田改造内閣でデジタル相に就任、同年10月に「2024年秋に現行の健康保険証を廃止し、マイナカードと一体化させる」と表明してから、河野氏の “支持率” は下落する一方だ。

 

 7月8・9日、ANNが世論調査で「次の総理大臣」を聞いたところ、河野氏は13%で3位。前回(2022年12月)の23%(1位)から “支持率” が激減した。

 

 7月11日、「現代ビジネス」が報じたところでは、官僚たちの河野氏に対する「面従腹背」が横行。河野氏の叱責があまりに激しく、官僚たちがとても本当のことを報告する気になれないとして、「次の総理」の椅子は遠のきそうだという。

 

 SNSでは、河野氏が「次の総理」として名前があがることにさえ、批判的な声があがっている。

 

《口だけの男が、次の総理? 何かあっても一切責任を取らない、他人に責任を押し付ける男が、次の総理? 国民にとって地獄だよ?》

 

《総理にさしてはいけないNo. 1》

 

 河野氏のTwitterのフォロワー数は265万超で政治家ではダントツ1位。だが、デジタル相に就任してからは、批判的な声が大勢を占めるようになった。

 

 河野氏は7月7日、米Metaの新SNS「Threads」にアカウントを開設。自身のTwitterで《Twitter使いにくくなった気がするんだが、イーロンに電話つながらないし、取りあえずアカウント作ってみた》と理由を説明している。

 

 河野氏のThreadsアカウントにはイスラエル大使やスウェーデン大使との2ショットやラーメン写真などがアップされている。批判的な声が多いTwitterから、Threadsに完全移籍なんてことにならなければいいのだが……。

( SmartFLASH )

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