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「父の自殺ほう助」で再逮捕の猿之助容疑者 歌舞伎界では名跡存続のため“ダブル襲名”計画中【本誌スクープその後】
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.07.20 06:00 最終更新日:2023.07.22 21:11
5月18日発売の「女性セブン」に掲載されたパワハラ記事を苦に、一家心中を図った市川猿之助容疑者。
「6月27日に母・喜熨斗(きのし)延子さん(享年75)に対する自殺ほう助で逮捕され、7月18日には、父・市川段四郎さん(享年76)の自殺を手助けしたとして、再逮捕されました。認知症の傾向があった段四郎さんに『薬を砕いて飲ませた』と供述していることから、殺人罪に問われる可能性もありましたが、段四郎さんは当時、自殺に同意する能力があったと警察は見ているということでしょう」(社会部記者)
捜査が進むにつれて、徐々に明らかになりつつある、猿之助容疑者による“犯行”の全貌。課される量刑は別にしても、猿之助容疑者の印象は悪くなっていると歌舞伎関係者は語る。
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「事前にスマートフォンで心中する方法について検索していたことや、両親にかぶせたビニール袋をわざわざ翌朝ゴミに出すなど、計画性を疑われても仕方のないような供述が次々と出ています。当初は、裏方として演出を担当するなど、復帰を計画していた歌舞伎界ですが、もはや絶望的でしょう」(歌舞伎関係者)
「猿之助」という名跡を絶やさぬために、歌舞伎界では“ダブル襲名”案が出ているという。
「澤瀉(おもだか)屋といえば『猿之助』ですからね。これを存続させるため、市川中車が段四郎を襲名し、息子の團子が猿之助を襲名するという“ダブル襲名”が検討されています。中車は、10月25日からはじまる立川立飛歌舞伎特別公演『三代猿之助四十八撰の内「義経千本桜 忠信篇」』にも、猿之助の代役として出演することになりました。現在、中車が澤瀉屋を名実ともに背負っているのは間違いありません」(歌舞伎関係者)
事件直後、両親と「死んで生まれ変わろう」と話し合ったという猿之助容疑者。このままだと、澤瀉屋だけが生まれ変わるわけだ。