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松川るいの元選対事務総長がフランス視察を徹底批判「人から預かったお金を気ままに使うな」「政治家の資質があるとは思えない」
社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2023.08.10 19:47 最終更新日:2023.08.10 19:53
「松川るいさんには、怒りというより、あきれています。私は、彼女に政治家としての資質があるとは思えないのです」
静かだが、「怒り」と「もどかしさ」を込めた口調で話してくれたのは、前大阪府議の花谷充愉氏(60)である。2016年、松川氏が初めて参院選に出馬したときに選挙対策本部の事務総長を務め、2022年、2度めの選挙でも事務長を担った。
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花谷氏は8月6日、Facebookで《松川るいさん!我慢できないので、言います。娘さんを党の費用でパリ。議員辞職すべきです。最低限、離党ですね。党費と税金に、娘さんの旅費を一部負担させたのですから発覚してから返すのは泥棒が捕まってから返すのと同じですよね》と辛辣に批判していた。今回、改めてその思いを聞いた。
「歴代の自民党外務大臣が、外務官僚だった松川さんの能力を見初めたと聞いています。私たちも『日本のために一生懸命やってほしい』という思いで選挙のお手伝いをしました」と当時を振り返る。
「しかし、今回のことは国民を裏切っていることになります。女性局の方たちは『国から出ているお金ではない。自民党から出ているお金でフランス視察に出かけたんだ』という意識のようですが、政党交付金にしろ自民党の党費にしろ、それは人さまからお預かりしているお金です。
私も党費を払っている立場ですが、そのお金を自由気ままに使われたら、気持ちよくはないですよね。
そういうお金を使える立場にいる松川さんたちには、もっと配慮してほしかった。その思いがあれば、エッフェル塔の前で撮った写真や、豪華な料理の写真をSNSにあげることはなかったと思います」
いまだ、記者会見を開かないことにも批判が集まっている。
「私もそう思います。一刻も早く会見をやるべきです。彼女は女性局の局長で、今回の視察の責任者ですから、事実を説明する義務があります。
『お嬢さんはファーストクラスに乗っていたのか』『松川さんは視察のすべてに同行していたのか』など、いろいろな疑問が出ていますが、それにしっかり答えてほしい。
参加した女性局のみなさんにも迷惑がかかりますし、そもそも会見を開かないのは、それらの質問に答える自信がないからではと思ってしまいます。
もし会見ができないのなら、国会議員はもちろん、政治家には向いていないと言わざるを得ません」
8月10日の大阪府連役員連絡会、8月17日の大阪府連総務会が相次いで中止になった。永田町では「議員辞職や離党を求められると察した松川氏が茂木幹事長に泣きついて中止にさせた」という話が伝わる。花谷氏も、会合の中止は「どなたかの圧力がかかっているのでしょう」と見る。
「松川さんから何も連絡はありませんが、いまはただ、事実をきちんとみなさんにお話ししてほしい。そう思っています」
松川氏の説明責任が問われている。
( SmartFLASH )