「X」マスクと「メタ」ザッカーバーグの「金網マッチ」が実現か？　会場はイタリア、対戦収益は寄付への報道

 

　テスラのCEOでX（Twitter）を買収したイーロン・マスク氏と、Facebook、Instagramを運営するメタCEOのマーク・ザッカーバーグ氏による「金網マッチ」がいよいよ現実味を帯びてきた。

 

　8月14日にザッカーバーグ氏はSNS「Threads（スレッズ）」に「イーロンは本気じゃない。私は具体的な日程を提案したが、イーロンは手術が必要だと言い、代わりに私の家の裏庭で練習したいと言い出した」と、イーロンに肩透かしを食らったことを明かした。

 

　この投稿を受け、マスク氏は同日、Xに「ザックはチキン（臆病者）だ」と返答。さらに、「明日、彼の家のドアをたたくのが待ちきれない」と、マスク氏はすぐにでも戦う姿勢を見せた。

 

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　そもそもの発端は、6月21日の「メタ傘下のInstagramが、Twitterに似たサービスとアプリを提供する予定」というニュースを、投資信託企業・IBCgroupのマリオ・ノーファルCEOがTwitterで取り上げたことだった。その投稿に一般ユーザーが「気をつけてください、イーロン・マスク。ザッカーバーグ氏は柔術をやっていると聞きました」と記すと、マスク氏は「彼がやるなら、私はケージマッチに参加するつもりです（笑）」と戦う姿勢を見せたのだ。

 

　すると、ザッカーバーグ氏は、そのツイートのスクリーンショットに「居場所を送れ」と投稿。マスク氏はTwitterで「ラスベガスのオクタゴン」と人気格闘技団体・UFCのリングである「オクタゴン」が戦場だと指定した。

 

　その後、8月11日になってマスク氏は「試合は私とザックの財団（UFCではない）によって管理されます。試合のライブ配信はXとMetaのプラットフォーム上でおこなわれます」と、それぞれのSNSで配信されることを報告。

 

　また「イタリア首相兼文化大臣と話をし、彼らは壮大な場所に合意しました」と、イタリアで試合がおこなわれることを明かした。

 

　さらに、「ロイター」によると、イタリアのサンジュリアーノ文化相は14日、「歴史を喚起させる大規模慈善イベント」の主催についてマスク氏と話したとのコメントを発表した。対戦の収益はイタリアの2つの小児病院に寄付されることも明かされている。

 

　現実味を帯びてきたIT業界の2大巨頭の直接対決にSNSではさまざまな意見が寄せられた。

 

《イーロン・マスク対マーク・ザッカーバーグの金網マッチちょっと見たいな。毒霧吹いてくれないかな》

 

《イーロン・マスクとマーク・ザッカーバーグの対決かぁ…… 金持ちのやることはわからんなぁ》

 

《イーロン・マスク vs マーク・ザッカーバーグの金網デスマッチ、マジで配信されそうでめちゃめちゃに楽しみ》

 

「ジャーナリスト・Ed Krassenstein氏のXによると、ザッカーバーグ氏は39歳で身長約170cm、体重は約70kgで柔道の青帯ですが、柔術トーナメントで優勝しているそう。

 

　またマスク氏は身長約188cm、体重が約85kgと体格ではかなり有利なものの、年齢は52歳。

 

　幼少期に柔道、極真空手、テコンドーの訓練を受け、最近ブラジリアン柔術の短期間の訓練を受けたそうです」（芸能ライター）

 

　IT業界のトップランカー同士の前代未聞のリアルファイトはどんな結末を迎えるのだろうか。

( SmartFLASH )