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辛坊治郎氏「簡単に止めすぎ」JR計画運休への私見に「無責任男」集まる批判「遭難で救助された人が言っても」

社会・政治 投稿日:2023.08.16 14:18FLASH編集部

辛坊治郎氏「簡単に止めすぎ」JR計画運休への私見に「無責任男」集まる批判「遭難で救助された人が言っても」

2013年6月、ヨットで太平洋横断中に遭難し、救助された辛坊治郎氏(写真・時事通信)

 

 キャスター・辛坊治郎氏の「計画運休」に関する発言が注目を集めている。

 

 辛坊氏は8月15日、ラジオ番組『辛坊治郎ズーム そこまで言うか!』(ニッポン放送)に出演。台風7号の影響で新幹線などが計画運休したことについてふれた。辛坊氏は

 

 

「(大阪の)JRは止まっていても、私鉄はほぼ動いている。地下鉄もほぼ動いている。だからJR西日本は平気で止めるってことはある。

 

 だけど、本当に止める必要がある天気の状態なら、止めることに同意なんですけど、だけど、簡単に止めすぎんじゃないのって」

 

と発言。続けて

 

「(JRは)旧国鉄時代は、ストでしょっちゅう止めるんですよ、電車を。あのころから、私鉄に比べると(止める)。もちろん、安全は最優先ですよ。だけど同時に、国民の移動の重要な手段であるという責務も自覚して、最小限でいかないと」

 

と、持論を展開した。

 

 台風の影響で、新幹線は15日、名古屋~岡山駅間で終日運転を取りやめ。JR在来線も、大阪環状線など一部を除き、ほぼ全線が計画運休となった。また、私鉄も多くの路線で運休、一部取り止めなどとなった。お盆のUターンラッシュを直撃し、多くの人に影響が出ている。

 

 この辛坊氏の発言をめぐり、SNSでは様々な意見が飛び交っている。

 

《ホントこれ。最近計画運休はネットの炎上対策としか思えない》

 

《同意。安全側に倒すのは誰にでもできる》

 

と、辛坊氏に賛同を示す意見もあるが少数。大多数は批判的なものだ。

 

《無責任男、ここにあり》

 

《これ、万が一運行して事故が起こったら手のひら返して見通しが甘かったと言って責めるやつだ》

 

《もし運行して事故ったらぶっ叩くくせに何言ってんの?》

 

なかには、

 

《簡単にヨット航海しすぎて遭難して自衛隊に救助された人がそういうこと言ってもなあ。言ってて、恥ずかしくないのかね》

 

との声も。辛坊氏は2013年に小型ヨットで太平洋横断に挑戦。しかし途中でクジラに衝突され遭難、自衛隊に救助されている。

 

「大都市圏で計画運休が初めて実施されたのは、2014年10月。台風接近のためでしたが、当日には台風の勢力が弱まり『空振り』に。私鉄は運行していたため、批判もありました。しかし、現在では社会的な安全を確保するという目的や効果が理解されるようになっています。

 

 2023年1月には『10年に1度』の強い寒波で、計画運休が検討されましたが、JR西日本は見送り。その結果、京都市内などで列車が立ち往生し、乗客7000人が10時間も車内に閉じ込められる被害が出て、計画運休しなかったことが批判されています」(週刊誌記者)

 

 災害大国ニッポン、安全確保は何より大事だろう。

( SmartFLASH )

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